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タイ東部パタヤ。世界的に人気のビーチリゾートですが、肝心のビーチは決して美しいものではありません。しかしフェリー(またはスピードボート)で少し沖に出れば、ラン島という島があり、そこには白砂で青い海のビーチが広がっています。そんなラン島で、処理しきれない大量のゴミが問題になっています。
2019年2月20日のバンコクポストによると、ラン島当局は、パタヤ市からゴミ処理のために割り当てられた予算9,500万バーツを返却します。
上の写真の通り、ラン島には勝利出来ずに積み上げられた5万トンものゴミが。住人たちは悪臭と、ゴミが崩れ落ちるリスクに悩まされているのだとか。
2014年、パタヤ市はラン島の慢性的なゴミ問題のために、9,500万バーツの予算を割り当てました。しかし、法規制により、ゴミの処理が出来ず、9,500万バーツの予算をパタヤ市に返却することになりました。
以前ラン島当局が、ラン島では処理しきれないゴミを本土に移すための船を手配しようとしていた時、内務省が介入し、ゴミ処理に関する法律に則って、処分計画の変更を認めました。これにより、9,500万バーツの予算を使うことができなかったのです。
タイ南部サムイ島でもゴミの山の問題が起きており、昨年日本のニュースでも取り上げられました。サムイ島の場合は財政難のため、ゴミの焼却炉が10年前から壊れたままで、焼却し切れないできないゴミが貯まっていくのだとか。
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