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タイ警察は2019年2月3日午後3時頃、タイ東北部ウドンタニ県で、詐欺の疑いでニューハーフのウタイ容疑者(43歳)を逮捕しました。
ウタイ容疑者は外国人観光客を装って、バンコクのトンロー、アソーク、シーロムなど観光客の多い場所で日本人に狙いを定めて声をかけ、財布を落として困っているなどと嘘を付き、親切心につけ込んで現金を騙し取っていました。ここ2ヶ月間で10人以上の日本人がウタイ容疑者に騙されており、被害総額は1千万バーツ(約3500万円)にも及んでいます。
在タイ日本大使館にはここ最近、同様の詐欺の事例が多数報告されており、在タイ日本人や日本人旅行者に向けて、注意喚起を行っていました。また今回の逮捕も、在タイ日本大使館からの警察への捜査要請により実現したとのこと。
なおウタイ容疑者は2009年、2011年、2015年にも逮捕されており、2011年から2015年の間に日本人60人から、533万4000バーツ以上を騙し取っていました。
ウタイ容疑者は、大学2年の時に日本人男性に誘われ一緒にバリ島旅行に行きましたが、置き去りにされたのだとか。それ以来日本人に恨みを持つようになり、復讐で詐欺を行っていたそうです。
https://www.facebook.com/tacticspolice/photos/pcb.311366566181849/311363326182173/
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