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18歳のサウジアラビア人女性ラハフ・ムハンマド・クヌン(Rahaf Mohammed al-Qunun)さんが2019年1月7日現在、バンコク・スワンナプーム国際空港で拘束されています。ラハフ・ムハンマド・クヌンは、「国に帰れば家族に殺される」と、悲痛なメッセージをツイッターで発信し続けています。
ラハフ・ムハンマド・クヌンさんによると、家族が決めた不本意な見合い結婚から逃れるためオーストラリアに亡命をする予定でしたが、6日に乗り継ぎのスワンナプーム国際空港で飛行機を降りた際に、サウジアラビアとクウェート当局に呼び止められたとのこと。そのまま拘束され、現在に至っています。なお、後見人の男性の許可なく渡航したため通報されたとしています。
CNNの報道によると、タイ入国管理当局の責任者は、拘束しているのはタイ当局でなく、サウジアラビアとクウェート当局と話しています。
ラハフ・ムハンマド・クヌンさんは、身体的・精神的な虐待を家族より受けており、送還されれば投獄され、家族に殺されると話しています。
[追記]
1月7日午前の便で送還されるとの話がありましたが、すでに搭乗予定の飛行機は発ち、正午現在ラハフ・ムハンマド・クヌンさんはバンコクに留まっています。
■両親から逃れようとしたサウジ女性、タイの空港で拘束|CNN
■タイ空港でサウジ女性拘束 送還なら「殺される」と訴え|AFP
went out of the room to figure out if they’re watching me closely or not
I’m under there sight all times “been asked to get back to the room”
She was checking when I’m going to be send back to Kuwait before 11h of the flight time they must want it to end as soon as possible pic.twitter.com/mwBbKQ9QN7— Rahaf Mohammed (@rahaf84427714) 2019年1月6日
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