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パタヤ市職員が煙草ポイ捨ての罰金を横領、中国人観光客からのクレームで発覚

2018年11月10日 配信

タイでタバコのポイ捨ては1992年に制定された法律に基づいて、2000バーツまでの罰金が科されます。また罰金に対して領収証の発行を求めることができます。街中にタバコをポイ捨てをするなんてもってのほか。どんどん取り締まって欲しいのですが、その罰金が取り締まりをする職員の懐に入っていたというお話・・・。



2018年11月8日、タイ東部のビーチリゾート・パタヤのバリハイ埠頭で、タバコのポイ捨てをした中国人観光客2人がパタヤ市の職員2人の目に留まり、それぞれ2000バーツの罰金を支払うことになりました。中国人観光客2人は支払った合計4000バーツの領収証を求めたのですが、職員2人はそれを拒否したのです。

不審に思った中国人観光客2人はガイドと共に警察署を訪れ、領収証の発行を拒否されたことについて苦情を申し立てました。そして2人の職員が特定されたのです。

特定された職員2人は警察の取り調べに対ししらを切っていましたが、監視カメラの映像に一連のやり取りが記録されていることを知り、認めることとなりました。職員2人は受け取った罰金4000バーツを、個人的に使用するために保管していたとのことでした。

パタヤ副市長は11月9日、不正を働いた職員2人の解雇を指示。また法的措置を取るように求めました。なお職員2人は外部の委託職員だったとのことです。

職員2人の罪が確定すれば、最大1年の懲役、または2万バーツ以下の罰金、またはその双方が科されます。

 

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