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タイ警察は2018年10月22日、フェイクニュースを発信した動画をSNSで共有した疑いで、タイ人の男女2人を逮捕したと発表しました。
問題のフェイクニュースとは、2017年12月にYouTubeチャンネル「johny shoot2china」に投稿された動画で、その内容は、タイ政府がビザ用ステッカー不足のため、中国人への観光ビザ発給量を減らし、タイの空港で到着ビザを取得するように強制したというもの。実際は、2017年9月から11月にかけてビザ用ステッカーの不足が発生したものの、ビザの申請に影響はなかったとしています。フェイクニュースを発信した中国の旅行業者の責任者は、中国当局によりすでに起訴されたとのこと。
逮捕された2人には、最高5年の禁錮または10万バーツ以下の罰金、またはその双方が科されます。
なお逮捕された内の1人は記者会見で、フェイクニュースを共有した理由について、動画の内容が真実かどうか知りたかっただけ、と話したそうです。どんな理由であれ、タイ国の尊厳を傷つけるような内容のフェイクニュースを発信、共有すれば、逮捕となる可能性があります。インターネットでの情報発信には、ソース元が信頼できるものかを確認するなど、十分な注意が必要のようです。
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