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タイに限らず東南アジアでは夕方になると、広場に大勢が集まって、大音量の音楽に合わせてエアロビクスをする様子が街のあちこちで見られます。運動をして汗を流すのは健康にもいいですし、頭のリフレッシュにもなって気持ちが良いですね。この夕方のひと時を毎日心待ちにしている人も少なくないのでは?そんな中バンコクでは、エアロビクスによる騒音騒動が勃発しました!
各報道によると、ラチャテウィー地区事務所長は2018年10月12日、戦勝記念塔近くソイ・ランナムのサンティパープ公園で行われているエアロビクスに中止指示を出し、11月1日よりマッカサン地区のソイ・モーレンにある高速道路下の公園を使用するように通達を出したとのこと。
というのもサンティパープ公園近くのコンドミニアムに住む1人の医師がラチャテウィー地区事務所に対し、「エアロビクスがうるさい」と苦情を申し立てたため。バンコク都保健局がエアロビクス活動時の騒音レベルを調査したところ、騒音基準値より高いことが明らかになり、場所移動の指示となったそうです。
サンティパープ公園でエアロビクスを行っているFacebookユーザーのAmpantita Didtakoさんによると、同地でのエアロビクスは数十年も続いており、今では300人から400人が集まるようになったそうです。なお苦情を申し立てた医師は、近くのコンドミニアムに、この1年の間に越してきたたばかりなのだとか。
この件についてSNSでは「基準値以上の騒音ならば移動も仕方なし」という意見や「エアロビクスは午後6時から7時、寝る時間でもないのでの騒音は気にならない」、「1人の苦情のために、数十年も続いてきたものが終わるのは納得がいかない」など、様々な意見が交わされています。
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