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2018年10月1日より着任した新タイ入国管理局スラチェット・ハクパーン局長の指示により、空港や国境の入国手続きレーンや到着ビザ申請窓口等に「NO TIP PLEASE(チップを渡さないでください)」と掲示されたのですが・・・。
各報道によると、タイのFacebookユーザーの投稿により、投稿したユーザーの友人である中国人観光客がバンコク・ドンムアン空港で到着ビザを取得する際、職員に「高速サービス」の代金として200バーツを請求されたことが明らかになりました。中国人観光客はその要求を拒否したため、到着ビザ取得のために6時間待ちづつけたとのこと。
そもそも「NO TIP PLEASE」の発端は、「高速サービス」代金を要求された中国人観光客と空港警備員とが揉み合い、殴り合いのトラブルになったことでした。(参照 タイ空港警備員が中国人観光客に暴力、タイ政府は謝罪) しかし「NO TIP PLEASE」の掲示も虚しく、同様の”賄賂”が繰り返されたのです。
事態を重く見たスラチェット・ハクパーン局長は、当該の職員と上司4人を部署異動としました。なお、5人が有罪判決を受けた場合は、懲戒処分等が下されるとのこと。
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