両替レート
|
|
フィリピンで59人が死亡し、香港では200人以上の怪我人が出たという、大型で強い台風22号。日本時間の16日夜には、中国・広東省に上陸し、2人が死亡して約70万人が避難しているのだとか。
台風は一般的に「○○号」のように、その年に発生した順の番号で呼ぶことが多いですが、実は台風にはそれぞれ名前がついています。名前の付け方は、予め用意してある140個の名前を順に付けていくというもの。約5年で台風の名前は一巡し、また最初に戻って繰り返し名前が付けられていくのだとか。なお名前は、日本やタイなど14カ国が加盟している台風委員会の参加国が持ち寄ったもの。
甚大な被害を出している2018年の台風22号の名前はといえば、「マンクット(Mangkhut)」。これはタイ語でマンゴスチンという意味。マンゴスチンとは、酸味のある爽やかな甘さが特徴的な白い果肉の南国フルーツのことです。
タイが提案した台風名は他にも、雨の神を意味する「プラピルーン(Prapiroon)」、女性の名前の「ウィパー(Wipha)」、お菓子の名前の「ブアローイ(Bualoi)」、雷の天使を意味する「メーカラー(Mekkhala)」、雷を意味する「アッサニー(Atsani)」、女性の名前の「ニーダ(Nida)」、ハイビスカスを意味する「チャバ(Chaba)」、ばらを意味する「クラー(Kulap)」、果物のジャックフルーツを意味する「カーヌン(Khanun)」があります。
なお、台風の名前は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした場合は、以後その名前を使用しない場合もあるのだとか。
関連記事