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リユースデパートを展開する株式会社コメ兵はばタイ・バンコクで2018年6月28日、タイでの出店に向けて、タイの大手財閥で、約60社以上の日系企業との合弁企業を設立する消費財最大手サハ・グループの持株会社である「Saha Pathana Inter-Holding Public Company Limited (以下SPI)」との間で、タイにおける中古品流通市場での共同事業展開に関する、業務提携に向けた覚書を締結しました。
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株式会社コメ兵プレスリリースより
■サハ・グループとの業務提携に向けた覚書締結の背景
当社では以前より、タイ・バンコクのマーケットの成長性、富裕層の存在、当社の扱うブランド品を買取ることのできる、ある程度成熟した環境、訪日観光客の免税需要の高さなど様々な要因により、タイでの事業展開の可能性を模索しておりました。今回のパートナーであるサハ・グループとともに、現地でのテストマーケティングを行った結果、期待以上の実績を残すことができたため、本格的なビジネス展開に向けて協議をしていくことといたしました。
今後は、2019年12月末までに相互連携のもと協議を行い、合弁会社の設立などを検討していきます。当社の「モノを見極めるノウハウ」を活かし、タイ・バンコクでの健全なリユース市場の形成に貢献していくことを目指します。
■SPIウィチャイ社長のコメント
コメ兵は創業70年の歴史と経験があり、人材教育に力を入れている信頼のおける企業です。当社は今まで一般消費者向製品を中心に取り扱ってきましたが、コメ兵と組んで富裕層もターゲットに見据えたリユースビジネスにも挑戦していきます。
■コメ兵 代表取締役社長 石原のコメント
この度は、サハ・グループのタイにおける社会貢献への強い想い、リユースに対する期待感、そして誠実な企業経営に共感し、業務提携に向けた協議を開始する運びとなりました。詳細はこれから詰めていくことになりますが、当社の日本で長年培ってきた「モノの価値を見極めるノウハウ」を活かし、モノを大切にし、必要な方に使っていただくという、循環型社会をタイでも推進していきたいと考えています。
まずはバンコク市内に店舗をオープンし、タイの皆さまに当社の提唱する「リレーユース(※)」「循環型社会」を体験していただき、満足と感動を提供できるよう、全力を尽くしてまいります。
(※)「モノは人から人へと伝承(リレー)され、有効に活用(ユース)されてこそ、その使命を全うする」というコメ兵独自の考え方。
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