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タイ・バンコクでビジネスを始めてから順調に半年以上が経ち、ビジネスの拡大を計画しているという安中さんは、タバコのポイ捨てや、ぼったくりトゥクトゥクなど、数々のトラブルを経験してきました。そんな、ちょっとオッチョコチョイな安中さんが出会った嘘つきタクシー運転手のお話です。
雨季真っ只中の6月終わりのバンコク・トンロー通り。この夜も雨が振ったり止んだのぐずついた天気が続いていました。
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安中さん:深夜の12時近くだったんですが、友人達との食事会が終わりましてね、先に女性2人をタクシーに乗せようとしていたんですが、中々つかまらないんですよ。
--雨の夜のトンロー通りですか。タクシーはたくさん通っても空車は少なさそうですね。
安中さん;そうなんですよ。空車は少ないですし、空車で止まってくれても「スティサンまで」と言うと拒否するんです。またはメーターを使わず200バーツは請求してきますね。
--メーターなら100バーツくらいで行きそうですけどね。
安中さん:ですよね。でも乗れるなら200バーツでもいいだろうという話になって、次に来たタクシーを私が止めて、200バーツを先払いしたんですよ。そして彼女たちを乗せて帰っていただいたんです。
--以外に紳士な安中さんですね!
安中さん:ははは。
--確かに200バーツならまぁいいか、と思って払っちゃいますね。それがまた高額請求のタクシー運転手を増長させるとは分かっていても・・・。
安中さん:いつまでも帰れないよりはマシですからね。
--これで一件落着ですね!
安中さん:いやいや話はこれからなんです。実は彼女たちには私が200バーツを先払いしたことを伝えていなくて、あとから電話をして伝えようとしたんですが、連絡が取れなかったんですよ。
--スマホをバイブにしてバッグに入れてると、気付かない時もありますからね。
安中さん:その日は、まぁいいか、と思って次の日に連絡したんですが・・・。やられてました、あいつは極悪運転手でした!
--何があったんですか!?
安中さん:料金の二重取りですよ。タクシーの運転手は「100バーツしか受け取っていない」と言って、彼女たちに100バーツ請求したそうです。とんだ嘘つきですよ!信用してたのに!!
--高額請求してくる時点で、全然信用できないですけどね(苦笑)
(おしまい)
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