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デュシット インターナショナルのタンプーイン・チャナット・ピヤウイ名誉会長が観光・ホスピタリティ分野への貢献を称える「SHTM生涯功労賞」を受賞

2018年7月4日 配信

タイの主要なホテル・グループのひとつ、デュシット・インターナショナルの創立者であり名誉会長のタンプーイン・チャナット・ピヤウイが、このほど、香港理工大学ホテル・ツーリズム・マネジメント・スクール(以下SHTM)が主催する『SHTM生涯功労賞』を受賞しました。

香港理工大学は、先日発表となった「世界大学ランキング2017/2018」におけるホスピタリティ&レジャー・マネジメント部門においても上位3位にランクされており、ホスピタリティ業界では卓越した人材を輩出している名門大学です。



「SHTM生涯功労賞」は、香港エリアのみならず世界においてホスピタリティと観光分野の発展に貢献した人に送られる名誉ある賞として2016年に制定され、本年の受賞者は「リーダーシップのある女性を讃える」をテーマに審査が行われました。

受賞したデュシット・インターナショナルの名誉会長、タンプーイン・チャナット・ピヤウイは、1948年にデュシット・インターナショナルを設立し、1949年に最初のホテルとなるプリンセスホテルをバンコクに開業しました。当時、スイミングプール、エレベーター、エアコン完備のホテルは市内でも珍しく、時代を先行く最先端のホテルとして話題をさらいました。

その後、タイならではのラグジュアリーホスピタリティを提供する5つ星ホテルを開業すると決意し、1970年にフラッグシップ・ブランドとなる「デュシタニ・バンコク」をオープンしました。それ以来、同ホテルはバンコク市内で最も高く、また最も大きな建物のひとつであることからバンコクのシンボルとして親しまれています。

「デュシタニ・バンコク」の成功を皮切りに、タンプーイン・チャナット・ピヤウイはタイ国内外の主要観光地に5つ星ホテルを立て続けに開業したほか、1993年にはホテルと料理教育の分野にも手を広げるためデュシタニ・カレッジの運営を開始し、2007年にはル・コルドン・ブルーとともに「ル・コルドン・ブルー・デュシット料理学校」というジョイントベンチャーにも着手しました。

このようなタイにおけるホスピタリティ産業発展への貢献により、タンプーイン・チャナット・ピヤウイは2000年5月5日、タイ国民に贈られる最も高い称号のうちのひとつ、チュラチョームクラーオ勲章のうちタイ王冠勲章(第二等:ナイト・コマンダー)を叙勲しました。

同賞は、本年2月にバンコク市内にて現在97歳となるタンプーイン・チャナット・ピヤウイに贈呈され、6月22日には香港のホテル アイコンにて祝賀会が開催されました。彼女の子息である、デュシット・インターナショナルの副会長、チャニン・ドナバニックが代理で祝賀会に出席しました。

「生涯を通して、タイの観光産業全体の促進と発展のために献身的に尽くしてきた私の母は、今回の名誉ある賞を受賞できたことを大変喜び、そして誇りに思っています。70年前に最初のホテルを開業して以来、アジアは観光産業の中心になる可能性を持っていると、私の母はいつも信じていました。SHTMを受賞し、この喜びを共有できる同胞が香港にできた喜びだけではなく、SHTMの若い才能育成への貢献と東南アジアにおける私達の価値や努力が、相互に好影響をもたらしていくと期待すると同時に、嬉しく思います」(デュシット・インターナショナル 副会長、チャニン・ドナバニックのコメント)

「受賞者であるタンプーイン・チャナット・ピヤウイは、この産業において伝説的な存在であり、またパイオニアでもあります。彼女の類稀なる卓越した功績は、リージョナルあるいはグローバルビジネスのレベルを上げることに重要な役割を果たしただけでなく、アジアを基盤とするビジネスにおいて変革をもたらす一助となりました。公私にわたり、慈善活動やロイヤル・プロジェクトに幅広く貢献してこられたタンプーイン・チャナット・ピヤウイ氏は、不屈の精神と周囲への心配りにより、何を成し遂げられるかを体現しました。そのロールモデルは世界中の実業家に影響を与えています。」(香港理工大学のツ・セイ学長のコメント)

なお、前回のSHTM生涯功労賞受賞者には、アマンリゾーツ創始者のエイドリアン・ゼッカ氏と財閥カドゥーリー家のマイケル・カドゥーリー卿が選出されています。

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