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25年前のガイドブックで当時の日本料理レストランを見る!「地球の歩き方 バンコク 93~94版」

2018年6月20日 配信

ひょんなことから手に入れた25年前もガイドブック「地球の歩き方 バンコク ’93~’94版」。今とは大分変わったバンコクの様子が見ることが出来て、なかなか面白いのです。



そごう、大丸、ヤオハンも健在

例えば、デパート。セントラルワールドはまだワールドトレードセンターと呼ばれていましたし、その周辺には、そごうや大丸があります。サイアムスクエアにあったマルイの説明欄には「なにを隠そうこのバンコクのマルイは店内のブティックどころか店舗そのものが偽物。しかもおなじみのロゴ・マークを使って新聞やテレビに広告まで出している堂々たる営業ぶり」とあります(笑)。ラチャダー通りとラマ9世通りの交差点(現在フォーチューンタウンのある場所)にはヤオハンが。<郊外>とありますが、今やバンコクの中心部の一つとも言えるあの辺りも、当時はバンコク郊外という認識だったんですね。

当時の日本料理店は?

今どきのバンコクはどこを歩いても日本料理店に当たるというほど多数の日本料理店が出店していますが、25年前はどんな日本料理店があったのでしょうか。「地球の歩き方 バンコク ’93~’94版」で紹介されている日本料理店は・・・。ちなみに当時の為替レートは、1バーツ=4円ほどです。

花屋
第二次世界大戦前からバンコクで営業しているというシープラヤりの「花屋」は、今も健在。価格を見てみると「定食は昼75バーツ、夜100バーツから用意されているので、若い旅行者の方もぜひ来店してほしいとはご主人の弁」と書かれています。そごう4階にも支店があったそうです。

らあめん亭
ラーメン屋さんの「らあめん亭」今でもお世話になっている人は多いですね。当時も既にスラウォン通りのソイ・タンタワンと、スクンビット通り33/1に店舗があったそうです。

瀬里奈
タニヤ通りの「瀬里奈」。昼の定食は60バーツで、おかずが4品もついたのだそうです。「長期滞在派の貧乏旅行者の間でも高い人気を誇っている」とあります。

築地
同じくタニヤ通りの「築地」。タイ人に大人気の「フジレストラン」と同経営のお寿司屋さんです。「昼の定食も寿司が主役で、握りが13品と別におかずが2品ついて85バーツ」だそうです。

たにや亭
タニヤ通りのラーメン店「たにや亭」。地図を見ると、今の「らあめん亭」のある辺りでしょうか?「店に一歩踏み込んだだけで感じる懐かしいラーメン屋の香り」だそうです。

さつま
こちらもタニヤ通り。家庭料理の食べられる居酒屋さん。「昼のさつま定食60Bは新婚家庭の食卓といった雰囲気」だそうです。

田ごと
マーブンクロンセンター(現在のMBKセンター)と併設の東急デパート4階の「田ごと」。こんな昔から「田ごと」はあったんですね。

新大黒
スクンビット通りソイ19と21の間にあった高級料亭「新大黒」で、「フジレストラン」のグループです。当時は近くに日本領事館があったので、利用者も多かったのでしょうね。すでに閉店しています。

赤門
アソーク通りのアソークタワー1階にあった「赤門」。場所がら日本大使館関係者もよく利用する日本料理店だったのだとか。「ランチは70Bから。日本語も十分といっていいほど通用する。」

平八亭
ラマ9世通りのホテルサンルートバンコク(現在のマックスホテル)内の日本料理店。1992年に日本からタイに進出ですから、「地球の歩き方」に載ったのはその直後ですね。「味はバンコクで1番」と太鼓判です。

みずキッチン
パッポン通りのステーキハウス「みずキッチン」。「150B以内で心身ともに満足できる充実の店」とあります。1957年開業で、今も老舗の雰囲気たっぷりで健在です。
追記:2019年3月27日で閉店しました。

といった具合に、一部ですが「地球の歩き方 バンコク ’93~’94版」に載っていた日本料理店を紹介させていただきました。「あんな店あったなー」と懐かしがったり、「今も行ってる!」とお店の歴史の長さに驚いたり・・・。昔のガイドブックを改めて見てみるのは、なかなか楽しいですね。

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