タイから日本人含む16人の外国人受刑者が帰国へ

各報道によるとタイ矯正局は、タイ国内の外国人受刑者16人の帰国を承認しました。帰国する外国人受刑者は母国にて受刑します。

タイの刑務所は慢性的な過密状態にあり、それを緩和することもあり日本人を含む外国人受刑者を帰国させるとのこと。16人の内訳は、日本人1人、イラン人10、ベルギー人1人、スイス人1人、オランダ人1人、イギリス人1人、ラオス人1人。

外国人受刑者の帰国は、二国間の受刑者移送条約に基づいて行なわれます。なお、日本とタイとは2009年に「刑を言い渡された者の移送及び刑の執行における協力に関する日本国とタイ王国との間の条約（略称：日・タイ受刑者移送条約）」の署名をし、翌年の2010年より効力が発生しています。