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日本通運株式会社は2018年5月より、タイ・バンコク向けハイスピード航空混載サービス「Don Mueang Midnight Express(ドン ムアン ミッドナイト エクスプレス)」を発売開始。日本から、出荷日翌日午前中にタイ・バンコク周辺地域へ配達します。
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【サービス特長】
1.最速リードタイムを実現
成田空港発深夜フライトの活用により、出荷日の翌日未明にタイ・ドンムアン空港へ到着します。また、ドンムアン空港は日系メーカーをはじめ、多くの外資系企業が進出するバンコク市北側にある工業団地群の近郊に位置し、通常利用されるスワンナプーム空港に比べ、空港到着から配達までの時間も短縮可能です。
2.ハンドキャリーと比べ安価な運賃設定
空港間運賃で、ハンドキャリーの1/5~1/10程度(当社試算)です。
※表資料は添付の関連資料を参照
【開発の背景】
近年、タイに工場を持つ日系企業の中には、高付加価値の部品は日本の工場で製造し、組立や最終加工はタイの工場で行う企業もあります。これに伴い、日本からの部材、試作品や工場設備品などの緊急輸送需要が増加しています。
海外への緊急輸送では、自社社員または委託先のスタッフが荷物と同じ航空機に乗り、手荷物または預け入れ貨物として到着空港での通関を行う「ハンドキャリー」と呼ばれるサービスが一般的ですが、通常の航空混載サービスに比べ費用は高額になります。
当社は近年Low Cost Carrier(LCC)の定期便就航に伴い、国際航空貨物の発着空港としても活用されているドンムアン空港の利点に着目し、新しい輸送サービスを開発しました。
【ハイスピードサービスを可能とした要因】
ドンムアン空港共同上屋での作業は、スワンナプーム空港と比較して3時間ほど早く対応が可能。また多数の外資系企業が進出している工業団地群に近く、配達するのに好適な立地の利便性を活用しています。
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