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訪日観光客の誘致活動を行う日本政府観光局(JNTO)では、4,000万人を目指すべく現在、訪日観光で急成長を見せる東南アジア地域においてプロモーションを強化しています。JNTOのタイでの取り組みをご紹介します。
人気旅番組で、鉄道とレンタカーを活用した訪日旅行をプロモーション
タイ市場では、訪日旅行のリピーターの増加と個人旅行化が進み、旅行先や旅行方法も多様化しています。JNTOでは日本の二次交通商品(鉄道、レンタカー)を更に定着させるために、タイの大手テレビ局の人気旅番組「SamudkojornOn The Way(サムットコジョーンオンザウェイ)」を日本の中国地方、東北地方に招請。そこで撮影された番組が、2018年1月に3週にわたってタイの地上波にて放映されました。番組ではタイの人気タレントをゲストに、交通パスやレンタカーを活用した日本の楽しみ方を深く掘り下げて頂きました。
タイの訪日旅行者数は987,100人で過去最高を記録。7月を除く全ての月で同月過去最高を更新。特に年間最大の旅行シーズンであるソンクラーン(タイ正月)休暇のあった4月は、単月として過去最高となる138,559人を記録し、東南アジア市場からの訪日需要を牽引しました。
個人旅行やリピーターが増加傾向にあり、目的地の多様化も進みつつあることから、二次交通を活用した訪日旅行や地方の旅行スポットに関する情報発信など、地方への誘客を意識した取り組みを展開しています。
東南アジア地域からの訪日旅行者は、2年前と比較して飛躍的に伸びており、その特徴として、他地域よりもSNSを観光の情報源とする点があることが分かりました。東南アジアにおいては特にSNSが、これからのプロモーションの一助となることが大きく期待されています。
日本政府観光局 公式Instagram
https://www.instagram.com/visitjapanjp/
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