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「タイ社会で影響力をもつ100人の女性」にも選ばた、タイの人気詩人チラナン・ピットプリーチャー(จิระนันท์ พิตรปรีชา)による日本語訳詩集「消えてしまった葉(ใบไม้ที่หายไป)」が、港の人より2018年2月14日に発売になりました。
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【内容紹介】
タイで「タイ社会で影響力をもつ100人の女性」に選ばれるなど、絶大の人気を誇る女性詩人の初めての邦訳詩集。チラナン・ピットプリーチャーは1970年代、大学で民主化運動に参加。学生運動の指導者セークサンとともにラオスで武装訓練を受けた後、タイ・ラオス国境の森で6年間にわたり、タイ国軍との武装闘争に従事。その間に出産。1980年に恩赦により投降し、バンコクに帰還。コーネル大学に学び、1989年詩集『消えてしまった葉』を発表。森での苛酷な日々を描き、若き情熱と生命讃歌をうたう詩集は第11回東南アジア文学賞を受け、ベストセラーとなる。
【著者略歴】
ピットプリーチャー,チラナン
1955年、タイ南部トラン県に生まれる。チュラーロンコーン大学に進み、女子大生としての最高の栄誉である「チュラー大の星」に選ばれる。学生運動の指導者セークサン・プラセタークンとともに、白色テロを避けて国外に逃亡。ラオス国境で武装訓練を受けた後、1975年からタイ、パヤオ県を拠点として武装闘争に入る。1980年に投降。処罰なし。コーネル大学に留学。帰国して1989年、詩集『消えてしまった葉』を刊行。東南アジア文学賞を受け、ベストセラーとなる。以後、バンコクのメディアの中で活躍。映画字幕から展覧会企画までに関わり、回想記、旅行記を精力的に執筆。仏教研鑽と環境保護運動に従事。2010年には「現代タイ社会で影響力をもつ100人の女性」に選ばれる
四方田/犬彦
1953年、大阪に生まれる。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。長らく明治学院大学教授として映画史の教鞭をとり、現在は文筆業に専念。サントリー文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨などを受賞
櫻田/智恵
1986年、青森に生まれる。専門はタイ研究、歴史学(現代政治史)。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士前期課程修了、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程を指導認定退学。同研究科特任研究員。2007年にチェンマイ大学、2012年から2014年にチュラーロンコーン大学に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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