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タイ警察は2018年1月10日、2003年に三重県で起きた殺人事件に関わった疑いがあるとして国際手配されていた元暴力団員の白井繁治容疑者(74歳)を、タイ中部の遺跡と猿の街で知られるロッブリー県で逮捕しました。白井容疑者は出国記録から海外に逃亡していたこと分かっており、実に15年ぶりの逮捕となりました。
白井容疑者が逮捕されるきっかけになったのがSNSです。白井容疑者を知るとあるタイ人男性が、白井容疑者の全身に彫られた入れ墨を気に入ったのか(?)、その姿を自身のSNSに掲載。写真は瞬く間に拡散し大きな話題になり、それが捜査員の目に触れたことから、逮捕につながったのだとか。
SNSがきっかけといえば、インラック前タイ首相。職務怠慢罪などに問われて海外逃亡中ですが、SNSにインラック前首相がイギリス・ロンドンでショッピングしている様子が掲載されたことで、現在の居場所が明らかになりました。
タイではプライバシーの概念が薄いのか、自分の知らないうちにSNSに写真を掲載されてしまうということが度々あります。筆者も何度か、勝手に写真をSNSに掲載されて尚且つタグ付けもされたので「その場所には居ないことになっているから、慌てて連絡して削除してもらった」、という話を聞いています(笑)現在何らかの事情で逃亡中の方は、発見される恐れがあるので友人、知人のSNSには要注意です!
ちなみに過去には、逃亡中の容疑者が自分自身でSNSに写真を掲載して居場所がバレて、逮捕されるというお馬鹿な事件がありました。こうなると、もう訳がわからないですね(笑)
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