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タイ版アカデミー賞ともいわれる2018年のスパンナホン賞で12冠を獲得した、カンニングを題材とした話題作「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」。9月22日からは日本でも公開開始され、東京・新宿武蔵野館1館でのスタートながら、公開初日の初回から14回連続満席という快挙を成し遂げ、初日から2週目の週末(9/30)までの9日間、全国3館・全42回上映のうち34回で満席完売を計上しました。
「この作品を観られる環境にある人は観るべき」「もっと公開館数を増やしてほしい」という熱狂的な声に応えるべく、川崎チネチッタとMOVIX昭島での緊急拡大公開が決定!そしてこの度、大ヒットを記念し本編より冒頭映像と、新場面写真が解禁となりました。
2017年のタイ国内映画、年間興行収入ダントツの第一位に輝き、日本でも大ヒットスタートでむかえられた『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』は、アジア各国で深刻な社会問題となっている受験戦争を背景に、中国で実際に起きた集団不正入試事件をモチーフにした第一級のクライム・エンタテイメント。進学校に特待奨学生として転入してきた天才女子高生リンが、テスト中に友達に解答を教えたことをきっかけにカンニング・ビジネスに手を染め、知恵と度胸だけを武器に、チームを組んで世界規模の集団カンニングを仕掛ける…。
今回解禁となった冒頭映像では、米国への大学留学のための統一試験<STIC>で不正が行われたというナレーションの後、主人公リンが取り調べを受けるシーンからスタート。「私の成績ならSTICに合格できます」。自信たっぷりに答え、不正行為を否定しながらも不敵な笑みを浮かべるリンを映しだした後、時は遡り、進学校に転入するための面接の場面から物語ははじまる…。
モデルとして活躍するチュティモン・ジョンジャルーンスックジンが、演技未経験ながら映画初主演をオーディションで射止め、本作で鮮烈なデビューを飾った。9頭身という抜群のプロポーションと、アジアンビューティーさながらの美貌で、本国公開後は人気が大爆発、中国映画への出演も決定しているなどアジアでも一目置かれる存在に。日本でも、SNS上で「カッコいい!一目でモデル出身と分かる抜群のスタイルにクールな顔立ちは天才役にピッタリ」「表情表現の上手さは映画初出演とは思えないほど…素晴らしい」「顔をしかめ歪めるほどに魅力を放つ最高の顔にベタ惚れした」と、その唯一無二の存在感を絶賛する声が続出している。そんなチュティモン演じるリンが、真面目で大人しそうな風貌から、カンニング・ビジネスを遂げ、見た目にも表情にも変化を遂げてしまうのが明らかになった冒頭映像となった。そして、メイキング含むチュティモンの様々な表情を切り取った、顔の小ささ際立つ新たな場面写真も解禁!
長編2作目となる本作が各国で大ヒット連発という快挙を成し遂げたタイの俊英ナタウット・プーンピリヤ監督は、本作におけるリンの人物造形に特にこだわり、作中ではリンを「左利き」の人物と設定。右利きであるチュティモンは、撮影前から左利きの訓練をこなし撮影に臨んだという。
そして、このたびの日本での大ヒットを受けて、プーンピリヤ監督から喜びのコメントも到着いたしました!
「日本で私の映画を大歓迎してくださった皆さんに、スタッフや出演者を代表して心より感謝申し上げます。日本での反響の大きさに本当に興奮しています。個人的には、映画はお互いの文化を理解しやすいメディアだと思っています。日本の皆さんがこの映画を娯楽として見る以外にも、日本とタイの若者の違う点もよく分かると思います。ですが、隣人どうしであるタイ人と日本人は理解し合えると思うのです。映画を気に入ったら周りの人にもぜひ勧めて下さい。引き続き応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」
天才たちのカンニング・ビジネスは、大人たちに見破られてしまうのか?!その答えは劇場で!
新宿武蔵野館ほか全国順次公開中
[監督]
ナタウット・プーンピリヤ
[脚本]
ナタウット・プーンピリヤ、タニーダ・ハンタウィーワッタナー、ワスドーン・ピヤロンナ
[撮影]
パクラオ・ジランクーンクム
[音楽]
フアランポン・リディム、ウィチャヤー・ワタナサップ/キャスト:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、チャーノン・サンティナトーンクン、イッサヤー・ホースワン、ティーラドン・スパパンピンヨー、タネート・ワラークンヌクロ
[原題]
Chalard Games Goeng/2017年/タイ/タイ語/130分
[字幕翻訳]
小田代和子
[監修]
高杉美和 [提供]
マクザム [配給]
ザジフィルムズ/マクザム
[後援]
タイ王国大使館、タイ国政府観光庁
[公式サイト]
http://maxam.jp/badgenius/
〈STORY〉
小学生の頃からずっと成績はオールA、さらに中学時代は首席と天才的な頭脳を持つ女子高生リン。裕福とは言えない父子家庭で育った彼女は、その明晰な頭脳を見込まれ、晴れて進学校に特待奨学生として転入を果たす。新しい学校で最初に友人となったグレースを、リンはテストの最中に“ある方法”で救った。その噂を聞きつけたグレースの彼氏・パットは、リンに“ビジネス”をもちかけるのだった。それは、より高度な方法でカンニングを行い、答えと引き換えに代金をもらう――というもの。“リン先生”の元には、瞬く間に学生たちが殺到した。リンが編み出したのは、“ピアノレッスン”方式。指の動きを暗号化して多くの生徒を高得点に導いたリンは、クラスメートから賞賛され、報酬も貯まっていく。しかし、学校が誇るもう一人の天才・生真面目なバンクとの出会いが、波乱の種に。そのビジネスの集大成として、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試「STIC」を舞台に、最後の、最大のトリックを仕掛けようとするリンたちは、バンクを仲間に引き入れようとするが…。
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