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映画「バンコクナイツ」が東京・テアトル新宿で2017年2月下旬公開

2016年8月15日 配信
映画「バンコクナイツ」が東京・テアトル新宿で2017年2月下旬公開

(C)Bangkok Nites Partners 2016

タイとラオスでオールロケが行われた、タニヤ通りを訪れる日本人男性とタイ女性を描いた富田克也監督による映画「バンコクナイツ」が、2017年2月下旬よりテアトル新宿で公開になります。

なお「バンコクナイツ」は、第69回ロカルノ映画祭 コンペティション部門に出品され、10代の若者が選ぶ「若手審査員・最優秀作品賞(Junior Jury Award)」を受賞しています。

 

バンコクナイツ

Bangkok Nites

2016年/182分/

[監督]
富田克也
[出演]
スベンジャ・ポンコン スナン・プーウィセット チュティパー・ポンピアン タンヤラット・コンプー サリンヤー・ヨンサワット 伊藤仁 川瀬陽太
[ウェブ]
http://www.bangkok-nites.asia/
[ストーリー]
楽園はどこにある!?
タイの娼婦たちと日本人が織りなす
失われた桃源郷(ユートピア)を取り戻すための旅が始まる―

タイの首都、バンコク。日本人専門の歓楽街タニヤ通りの人気店、「人魚」でNO.1 のラックは、イサーン(東北地方)からバンコクへ出稼ぎに出て 5 年が経った。日本人のヒモ、ビンを連れまわし高級マンションでダイヤの首輪の犬と暮らす一方、ラックの支える大家族は、遥かラオスとの国境を流れる雄大なメコン川のほとり、ノンカーイ県に暮らしていた。ラックは種違いの弟を溺愛している。確執が絶えない実母と、今は亡きアメリカ軍人だった2番目の父との息子、ジミー。

ある晩、謎の裏パーティーで、ラックは昔の恋人オザワと 5 年ぶりに再会する。ノンカーイから出て来たてだったラックの初めての恋人がオザワだった。元自衛隊員のオザワは、日本を捨てバンコクで根無し草のように暮らしていた。戸惑うふたり。今のオザワはネトゲ(・・・)で小銭を稼ぐ沈没組。だがラックに会うには金がいる。そんな折、オザワはかつての上官、現在バンコクで店を営む富岡に、ラオスでの不動産調査を依頼される―。
かくして、いくつもの想いを胸に秘めたラックとオザワは、バンコクを逃れるように、国境へと、ノンカーイへと向かうことになったが。
古来、国境紛争に翻弄され続けたイサーン。物語は、その雄大な“イサーンの森”の闇の奥へと潜行し、舞台はやがて秘境ラオスへと、カメラはかつてインドシナを深く抉ったベトナム戦争の癒えぬ傷を映しはじめる。

 

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