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【2016年9月6日 バンコック(タイ)発】
タイ南部で発生した暴力により幼い子どもと父親が犠牲になったことを受け、ユニセフ・タイ事務所代表トーマス・ダヴィンは以下の声明を発表しました。
「ユニセフは、今朝ナラティワート県(Narathiwat Province)において5歳の女の子と父親が犠牲になった爆破事件を含め、タイの最南部地域において暴力が続いていること、そしてそれらが子どもたちに与える影響を憂慮しています。
報道によると、オートバイに仕掛けられた爆弾が小学校の前で爆発し、5歳の女の子と彼女を送ってきた父親が犠牲になりました。爆発による負傷者は、教師や子どもたちの両親や警察官を含む、少なくとも10人に上るとされています。ユニセフは、このような行為に衝撃を受け、また遺憾に思っています。学校は子どもたちにとって、学びの場であり、発見の場であり、遊びの場でもあるのです。
いかなる子どもたちも、子どもたちの保護者も、また教育に従事する人たちも、このような攻撃の脅威の下で暮らし、学ぶようなことがあってはなりません。全ての学校は安全な場所でなければなりません。
ユニセフは、全ての当事者に対して、子どもたちの安全が確保され、これ以上子どもたちが暴力の犠牲にならないよう、あらゆる手をつくすように求めます」
※本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_92724.html からご覧いただけます。
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
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