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各報道によると、タイでは2016年7月28日(木)より、乞食行為を違法とする法律が施行されます。
タイの乞食(物乞い)は、カンボジアなどタイ国外から連れてこられた人身売買の被害者である場合も多く、乞食が得た金が、人身売買組織の手に渡ることが広く知られています。なお、調査によると、タイの乞食の半数近くが外国人とのこと。
今後は逮捕された乞食が外国人である場合は強制送還となります。また乞食がタイ人である場合は1ヶ月以下の懲役か1万バーツ以下の罰金、またはその両方。乞食の首謀者(人身売買組織など)は3ヶ月以下の懲役か3万バーツ以下の罰金、またはその両方となります。
タイで乞食に金品を与えることは「タンブン(喜捨)」といい、自身の徳を積む良い行為とされていますが、当局は、それらの行為を行わないように注意を促しています。
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