THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

タイ映画『すれ違いのダイアリーズ』で陸前高田の子供たちが声優に挑戦

2016年4月12日 配信

 

2016年5月14日から公開されるタイ映画『すれ違いのダイアリーズ』を配給する有限会社ムヴィオラは、2016年4月8日よりクラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」で、バリアフリー音声ガイド素材制作のプロジェクトを開始しました。

 

陸前高田の子供たちがタイ映画の声優に挑戦、未来形バリアフリー上映を全国に!

【プロジェクトについて】

陸前高田の子供たちが声優に挑戦!!バリアフリー音声ガイドの制作全国でのバリアフリー版上映と、被災3県の小中学校へ無料貸し出しをめざしてクラウドファンディング実施決定!!

seiyu thai movie

『すれ違いのダイアリーズ』(5月14公開)は、町の学校に通えない水上生活者の子供たちのために建てられた、山奥の湖に浮かぶ水上学校を舞台にしたタイ映画。教師として働きはじめた青年が、ある日、前任の女性教師の日記を見つけ、やがて会ったことのない彼女に想いを募らせる恋物語と、教師と生徒の出会いの素晴らしさが描かれ、アカデミー賞タイ代表にも選ばれた大ヒット感動作です。日本でも公開前から「今年の掘り出し物No.1」と口コミが広がりつつあります。この度、配給会社ムヴィオラでは、公開にあたり、学校は人と人の出会いの場所、という原点の感動を、字幕に慣れていない小中学生にも、目の不自由な方にも味わってもらいたいと考え、バリアフリー音声ガイド(※1)の制作を決めました。

※1 視覚障がいの方が映画を楽しめるよう、場面解説のナレーションや台詞を、イヤホンを通して利用者が聴くことができるサービスです。目の不自由な方だけでなく、字幕に慣れていないお子さんや、字幕を読むのに疲れを感じる高齢者の方などにも大変便利です。

一方、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市では、「ノーマライゼーションという言葉のいらないまち」をビジョンに掲げて新しいまちづくりを行っており、陸前高田市の復興支援をしている特定非営利活動法人陸前高田市支援連絡協議会Aid TAKATAが映画のバリアフリー企画に賛同。その協力で、陸前高田の子供たちがバリアフリー音声ガイドの声優を担当しました。

さらに、現在のバリアフリー上映の多くは、オペレーターを派遣するシステムですが、この方法では場所も上映日時が限定されてしまうため、全国いつでもどこでもバリアフリー上映ができるように開発された新サービスUDcast(※2)を導入、また、震災によって多数の映画館も被害を受けた被災地3県の小中学校に映画を無料貸し出しするための音声ガイド付き上映素材制作のために、クラウドファンディングを実施することにしました。

※2 スマートフォンなどにアプリをダウンロードすることで、バリアフリー音声が映像と自動的に同期。オペレーターがいなくても、いつでもどこでも利用できる未来形上映方式

震災で一時期学校に行けなかった子供たちがリアルな感情で演じた「学校って楽しい!」という想いを全国に伝えるこのプロジェクトを、ぜひご支援ください。

 

<プロジェクト概要>

[内容]
『すれ違いのダイアリーズ』×陸前高田の子供たち
全国でのバリアフリー版上映と被災3県の小中学校へ無料貸し出しを目指すクラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/5951
[募集期日]
2016年5月10日(火)0時0分まで
[目標金額」160万円
バリアフリー音声ガイド付きブルーレイ&DVD制作費 800,000円(税込)
UDcast導入費用800,000円(税込)
[制作協力]
Palabra株式会社

*目標額を越えた場合には、より幅広くUDcastを利用するための機材(貸し出し用iPodなどを購入予定)

 

その他詳細はこちらをご覧ください。
陸前高田の子供たちがタイ映画の声優に挑戦、未来形バリアフリー上映を全国に!
https://camp-fire.jp/projects/view/5951

 

すれ違いのダイアリーズ

The Teacher’s Diary
คิดถึงวิทยา

2014年/タイ/110分/ムヴィオラ

[監督]
二ティワット・タラトーン
[出演]
スクリット・ウィセートケーオ(ビー THE STAR)チャーマーン・ブンヤサック
[テーマ曲]
25 hours
[ウェブ]
http://www.moviola.jp/diaries2016/

【INTRODUCTION】映画の舞台は、湖に浮かぶ水上学校。新米教師の青年が、前任教師の女性が残した日記を読んで、会ったこともない彼女に恋してしまった!コメディ要素と誰もがキュンとするラブストーリー要素がたっぷり詰まった感動作で、監督は『フェーンチャン ぼくの恋人』(03)のニティワット・タラトーン。映画初出演にして主演に抜擢されたのは、タイで絶大な人気を誇り、“ビー”の愛称で知られるポップスターのスクリット・ウィセートケーオと、演技力も美しさも抜群の女優“プローイ”ことチャーマーン・ブンヤサック。1冊の日記をめぐって、これまでなかった“すれ違い”が観客の心をぎゅっと掴む演出の巧みさに思わず脱帽の傑作です。水上学校のロケ地であるケーンクラチャン国立公園の雄大な自然や、願い事を書いて空に放つコムローイのシーンなど、一度は訪れたくなるタイの魅力がたくさん詰まった作品にもなっています。

【STORY】電気なし水道なし、携帯電話さえも繋がらない僻地の水上学校に教師としてやってきたダメ青年のソーン。教師といっても教師経験はまったくなし。超やんちゃな子供たちに囲まれ、ドタバタ失敗つづきの毎日だったが、ある日、前任の女性教師エーンが残していった一冊のノートを見つける。それはエーンの日記だった。そこには、彼女の教師としての悩みや喜びだけでなく、若い女性としての感情も綴られていた。その日記を読むうちに、ソーンは会ったこともないエーンに恋してしまうが、やがて……。

タイの水上学校。新米教師の青年が、前任教師の女性が残した日記を読んで、会ったこともない彼女に恋してしまった!コメディ要素と誰もがキュンとするラブストーリー要素がたっぷり詰まった大ヒット作で、監督は『フェーンチャン ぼくの恋人』(03)のニティワット・タラトーン。2人の人気スターを主演に迎え、笑いあり涙あり、観た後誰もが一番大切なものに気づくハートフルな傑作に仕上げ、アカデミー賞タイ代表にも選ばれた。

ビー THE STAR主演のタイ映画「すれ違いのダイアリーズ」

[関連記事]
ビー THE STAR主演のタイ映画「すれ違いのダイアリーズ」ポスタービジュアルと予告編を公開タイ映画『すれ違いのダイアリーズ』が2016年日本公開
タイ映画「すれ違いのダイアリーズ」 ニティワット・タラートーン監督単独インタビュー 
「したコメ」でタイ映画「すれ違いのダイアリーズ」を観よう! ニティワット・タラトーン監督登壇&チケット情報

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク