2016年水かけ祭りは伝統的に穏やかに、水鉄砲は控えましょう

2016年の水かけ祭りは伝統的な様式で

「もういくつ寝ると タイ正月♪」ということで、間もなくタイで最も盛り上がる催しである水かけ祭り（ソンクラーン）がやって来ます。スーパーやコンビニの店員さんもユニフォームがアロハシャツになるなど、お祭りムードも高まってきました（2016年4月9日掲載）

例年水掛け祭りでは水鉄砲などを手に激しく水をかけ合うのがお決まりなのですが、残念ながら2016年は深刻な水不足ということで規模が縮小。バンコクでは例年水掛け期間は4月12日からはじまるところ、2016年は13日から15日までとなり、時間も夜9時までと規制がかかりました。

さらに水を出来るだけ使わないようにするために、水鉄砲を使うのではなく、本来の水かけ祭りの様式に戻って小さな器に水を汲んで優しく水をかけたり（※上の写真参照）、スプレーを使って水をかけるように呼びかけが行われています。

ただ、コンビニやスーパー、街の商店の店頭には例年通りずらりと水鉄砲が並んでいて、絶賛販売中です。果たして2016年は、伝統的な様式のおだやかな水かけ祭りになるのでしょうか、それともいつも通りの激しい”水かけ戦争”が繰り広げられるのでしょうか。とにかく節水を心がけて、楽しいタイ正月を過ごしましょう。

お店に展示された水鉄砲