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タイは徴兵制度のある国。タイ国民である21歳以上の男子には兵役の義務があるのですが、全員が兵役に就くのはなく、志願した者か、あるいはくじ引きで当たった者は2年間の兵役になります。(2016年4月3日掲載)
毎年4月に入ると、タイ全国で徴兵のくじ引きがスタート。各地域に住む男子が一箇所に集められ、まず身体検査が行われます。ここで、病気の者、体に欠損のある者、太り過ぎの者、ニューハーフなど脱落し、くじ引きを引かずに懲役が免除となるのです。度々日本のニュースでも、「タイの面白い話題」としてニューハーフが身体検査に現れる様子を伝えていますので、ご存じの方も多いでしょう。
しかし、ここで問題になるのが兵役逃れ。兵役につく可能性のあるくじ引きを引きたくないがために、わざと体重を増やしたり、ニューハーフを真似て女性の格好をしてきたり、病気であることの証明のために医師の診断書を持参したりということがあるようです。また、当たり確率の低い地域に引っ越すなんてこともあるのだとか。
2016年の徴兵くじ引きで話題なのが、日本でもゴルフ&マイクとして活動歴のある、歌手で俳優のマイク・ピラットさん。これまでマイクさんは徴兵くじ引きを毎年先延ばしにしてきたのですが、26歳になった今年はもう先延ばしができず、4月3日に徴兵のための身体検査に姿を表しました。ところがマイクさんは喘息の診断書を持参して来たため、健康に難有りということでくじ引きを引くことなく兵役が免除になりました。
マイクさんによると、幼少のころから喘息持ちであったというのですが、SNSなどでは「以前から喘息だったのなら、なぜはじめからそう言わずに先延ばしにしてきたんだ?」「徴兵逃れのために診断書を作ったのか?」と非難の声が上がっています。過去にも有名人やお金持ちの家の息子などが、病気などが理由で兵役を免除されてきたため、「またか・・・」と思っている人は多いようです。
一方見事(?)に徴兵くじで当たりを引き当てて2年間の兵役が確定したのが、歌手のチン・チナウットさん。当たりを引くことを全く想定していなかったのか、涙の会見を行っています。
เมื่อช่วงเช้าที่ผ่านมา ‘ไมค์ พิรัชต์’ เข้าคัดเลือกทหารกองเกินเข้าประจำการประจำปี 2559 ที่หน่วยตรวจคัดเลือกโรงเรียนวัดตลิ่งชัน ก่อนจะยื่นใบรับรองแพทย์เป็นโรคหอบหืด#ไทยรัฐ
Thairathさんの投稿 2016年4月3日
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