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バンコクのタクシー運転手による犯罪が続いています。
女性のタクシー乗車は要注意、複数の強盗・強姦容疑で運転手2人を逮捕(バンコク週報より引用)
首都圏警察は1月17日、バンコクで女性乗客に対し金品を強奪したり、強姦したりした容疑でタクシー運転手の男2人を逮捕したと発表した。
東北部スリン県出身のチラワット容疑者(36)は女性乗客から金品を強奪するという犯罪を繰り返しており、被害者は確認されただけでも9人のぼるという。
東北部コンケン県出身のアコム容疑者(39)は女性乗客1人を強姦したとされる。
http://www.bangkokshuho.com/
バンコクのタクシーは、乗車拒否やメーター改造によるボッタクリなどを行う質の低い運転手も少なくなく、嫌な思いをしたことがある方も多いでしょう。上記のニュースのように強盗や強姦などの凶悪犯罪は滅多にあることではありませんが、タクシーを利用する限り常に被害に遭う可能性があることは事実です。最近はGPSや監視カメラをつけて安全性を売りにするタクシー会社も出てきていますが、流しのタクシーに乗車する場合は、そのようなタクシーに当たる確率は非常に低いため、自らが犯罪被害に遭わないための行動をすることが必要になるでしょう。
既にご存じの方や実行されている方も多いと思いますが、1人でタクシーを利用する際に犯罪被害防止策として最も良い方法は、乗車してすぐに誰かに電話をかけることです。運転手にも聞こえるように、乗車した場所、現在の場所、助手席前に明示してある運転手の名前などを伝えて下さい。運転手に電話の内容を伝えるためにはタイ語で話をするのがベストですが、日本語でも地名であれば伝わるでしょう。または直接ドライバーに電話に出てもらって、現在の位置や目的地までの道順になどの話をしてもらうのも良いですね。なお、電話をかける相手がいない、または相手が電話に出ないというときは、電話をかけた振りをしてください。
非常に簡単なことですが、これだけでも犯罪被害に遭う確率はかなり少なくなるはずですので、ぜひ実行してください。酔っ払ってタクシーに乗ってすぐに寝てしまう、なんてことは無いようにくれぐれもお気をつけ下さい。
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