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公益財団法人新聞通信調査会が2015年1月に、「諸外国における対日メディア世論調査」をタイ・アメリカ・イギリス・フランス・中国・韓国で実施し、各国で約1000人の回答を得て、その調査結果を3月30日にウェブで公開しました。ここではタイでの調査結果を見ていきます。
まず、日本への好感度は「とても好感が持てる」「やや好感が持てる」と合わせて94.1%、日本の信頼度は「とても信頼できる」「やや信頼ができる」合わせて94.2%と、他の調査国に比べてダントツの多さとなっています。一方韓国での調査結果を見てみるとそれぞれ29.5%、18.8%と、他の調査国と比べて異常な低さです。
訪日経験があるタイ人は3.3%とまだまだ少ないですが、訪日意向については90.8%もの人が「行きたい」と回答しています。2013年よりタイ人の日本行きの観光ビザが免除になったことによる日本旅行ブームの影響が大きそうです。
また日本で行きたい場所については「東京」「富士山」「北海道」の順となっており、やってみたい事については「日本の文化と歴史のある街を観光する」「日本食を食べる」「買い物をする」「温泉に入る」「ポップカルチャーに触れる」の順になっています。
また知っている日本人についてはタイ人563人の回答で、「安倍晋三」が92人、「蒼井そら」が32人、「金城武」が32人、「中田英寿」が22人、「深田恭子」が18人、「香川真司」が18人、「雅さやか」13人、「今上天皇」12人、「X-Japan」11人、「本田圭佑」10人と続いています。「蒼井そら」はタイでも人気のセクシー女優ですが、昨年末に公開され大ヒットとなったタイ映画「アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー」に出演したことも大きそうです。また「金城武」「深田恭子」は、以前タイでも人気となったドラマ「神様、もう少しだけ(1998年)」の影響かと思われます。逆に言えばその作品後に、タイ人に認知された日本のドラマや映画があまりないと言えるかもしれません。
セクシー女優「雅さやか」がタイで「知っている日本人」6位に入った本当の理由
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