タイ版アカデミー賞と言われる第24回スパンナホン賞(Supanahong 24,สุพรรณหงส์ 24)」の授賞式が2015年3月1日にバンコク市内で行われ、最優秀主演女優賞にタイ映画『TimeLine จดหมาย ความทรงจำ(タイムライン ジョットマーイ クワームソンジャム)』のトゥーイ・ジャリンポンが選ばれました。
『Timeline』は佐賀県の唐津、呼子、大川内山、祐徳稲荷神社などで撮影された日本にゆかりの深い作品。2014年には東京国際映画祭、アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映され、2015年3月には沖縄国際映画祭での上映も決定しています。
トゥーイ=ジャリンポン ジュンキアット
(Toey-Jarinporn Joonkiat,เต้ย-จรินทร์พร จุนเกียรติ)
トゥーイ・ジャリンポン。
Utaitip Freshy Idol 2007優勝。
1990年1月29日生まれ
158cm 40kg
Timelineจดหมาย ความทรงจำ
TimeLine จดหมาย ความทรงจำ(タイムライン ジョットマーイ クワームソンジャム)
2014年 タイ 135分
配給 サハモンコンフィルムインターナショナル
監督 ノンシー・ニミブット
出演 ジェームス・ジラユ トゥーイ・ジャリンポン
『ナンナーク』『ジャンダラ』のノンスィー監督の新作。母子家庭で育ったマットは母の意に反してバンコクの大学へ進学、そこで美しいジューンと出会う。ハートフルな物語に、唐津くんちなど佐賀県各地で撮影されたシーンが彩を添える。
タイ北部でイチゴ農園を営むマットは女手ひとつでひとり息子のテーンを育ててきた。テーンが農学校に進学して農園を継いでくれることが亡夫と彼女の願いであった。しかし新しい世界に関心があるテーンは母を説得してバンコクの大学に進み、新入生歓迎会で活発で魅力的なジューンと出会い、惹かれていく…。ノンスィー・ニミブット監督はタイ映画界のリーダー的な存在で、記録的なヒットを飛ばした『ナンナーク』(99)をはじめ、『ジャンダラ』(01)『ホイール』(02)などが日本でも公開されている。本作はノンスィーが製作にまわった『レター 僕を忘れないで』(04)の続編の趣がある。ここ数年、日本ロケを行うタイ映画が増えており、長崎県を舞台にした“H Project”(端島プロジェクト)(13)などが知られているが、本作もその1本で、唐津くんちなど佐賀県の風景や行事が盛り込まれている。(第27回東京国際映画祭ウェブサイトより抜粋)