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タイ好き日本人なら知らぬ者のない雑誌『月刊ワイワイタイランド』。同誌を出版するトラベル・ジャーナリストの遠藤誠さんは、実はミュージシャンでもあります。イギリスのパブ・ロックの第一人者であるウイルコ・ジョンソンさんからピックなしギター奏法を直接を教わったり、“YMO(イエローマジックオーケストラ)第四のメンバー”と言われる松武秀樹さんなど著名な音楽家とも交流があります。
その遠藤さんが、今、タイの魅力を音と映像で伝えようと『タイ観光推奨楽団・トラベルエクスプローラーズ』というステージを日本各地で行っています。
「日本人がよく行くタイの観光名所というと、バンコク・パタヤ・アユタヤ・チェンマイ・プーケットの5つぐらい。でも、本当は楽しい場所がもっとあるんです。それを紙やインターネット以外の媒体で伝えたかったんです」
これまで、遠藤さんはタイの町々を様々な交通機関で移動し旅してきました。
「ゴールデントライグルやカンチャナブリなどを訪れた際、自分の頭に浮かんだメロディを書きとめて曲にしたものが50近くあります。それらと現地で撮った写真や映像をミックスした講演です」
ステージで演奏される曲名を見ると、『蛍が美しいロマンチックなアンパワー』『恐ろしい像に懺悔の気持ちが湧く地獄寺』『泣く子も黙る祭りピーターコン』など、是非どんなものか聴いてみたいものばかり。
これまで、全国約30か所で講演を行ってきたそうです。
「『アンパワーに恋人と行ってみたいです!』や『地獄寺、怖いけど面白そうですね!』など、是非その場所を自分の目で見たいと観客の方々から言われます」
次回は新宿のタイ料理店『サビアンタイ』で2014年10月10日午後7時からステージが予定されています。この機会に、日本でタイの風を感じてみてはいかがでしょうか?
タイ観光推奨楽団オフィシャルサイト http://travelexplorers.net
地獄寺
[2014年9月23日掲載]
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