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「海外で売れる」というコンセプトに基づく「東京ドラマアウォード2013」の授賞式が2013年10月22日に東京プリンスホテルで開催され、チャンネル3で放送されたタイドラマ『アユタヤの戦士(原題 ขุนศึก クンスク)』が海外ドラマ特別賞を受賞しました。なお授賞式には主演のアム・アティチャート、ナット・ミリアらが出席しています。
国際ドラマフェスティバル in Tokyo http://www.j-ba.or.jp/drafes/
放送局 チャンネル3
初放期間 2012年5月1日~6月25日
放送時間 20時30分~22時45分 毎週月曜・火曜日(全16回)
[プロデューサー]
ナッタナン・チャウィーウォン
[監督]
アドゥン・ブンブット
[原作]
マイ・ムアンダーム スムトゥム・ブングア
[脚本]
エークリキット ジラウィット・ソムバットシリ
[キャスト]
アティチャート・チュムナーノン(セーマー)チャーマーン・ブンヤサック(レーライ) ギアットガモン・ラーター(ソンブン) ウォラリット・フアンアーロム(カン) ポーンチター・ナ=ソンクラー(ドゥアンケー)
※()内は役名
[受賞歴]
第27回タイTV Gold賞2013 最優秀作品賞/監督賞/主演男優賞
第4回Nataraja賞2013 最優秀作品賞/美術監督賞/撮影賞/衣装デザイン賞
[概要]
時は1584年。ナレースワン王子がホンサーワディー王国(ビルマ)からタイの独立を勝ち取った頃のアユタヤ王朝が舞台。
剣術に長けた刀鍛冶の息子セーマーは、父親の友人である兵士のパンインの養子となる。パンインは上官のクンラームデーチャにセーマーを兵士として推薦する。セーマーは剣の試合で分隊長のカンを見事に負かし、晴れて兵士となる。
ある日、セーマーはクンラームデーチャの一人娘レーライに出会い一目惚れをする。レーライもセーマーに好意を持ち二人は恋に落ちる。皮肉なことにカンもかねてよりレーライに想いを寄せていたため、カンのセーマーに対する憎しみと嫉妬はますます激しくなる。カンは親友のプットと共謀してセーマーの妹ジャムリアンに借金を負わせ、返済できないと分かるとカンの家の奴隷にしてしまう。クンラームデーチャも自分の娘が貧しく身分の低いセーマーと結婚することに猛反対して、裕福なカンとレーライを結婚させようとする。セーマーが出世すれば未来が開けると信じるレーライ。
一方、ソンブンとシンという親友を得たセーマーは、素晴らしい剣術で目覚ましい活躍を遂げ、軍の勝利に貢献。ついに、「クン・スック(総大将)」の地位にまで上り詰める。
やがてタマラーチャー王が亡くなり、ナレースワン王子が王に即位する。弟のエーカートッサロット王子は副王となり、セーマーは副王に直接仕える高官「プラヤー」となる。その褒賞金でセーマーは妹ジャムリアンの借金を返済する。
レーライの父クンラームデーチャもプラヤーとなったセーマーを認め、セーマーは晴れてレーライと結婚して末永く幸せに暮らすのだった。
放映によって国民のタイに対する忠誠心がより一層増したとも言われる大作時代劇ロマンス。主役セーマーを演じるアティチャート・チュムナーノンは、東京ドラマアウォード2012で特別賞を受賞した「ロイ・マイ~絹の縁(えにし)~」にも主演したタイを代表する人気俳優。本作ではスタントを一切使わない迫真の演技が高い評価を受けている。
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