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今、日本のテレビ番組で大活躍している話題のタイ人タレントがいます。その人の名前はサハノンチャイクン・ ブンシリさん、ニックネームはブンちゃん。TBS系「世界のみんなに聞いてみた!」などにレギュラー出演中で、タモリさんやビートたけしさんとも共演したブンシリさんにいろいろお話を聞いてみました。
Q.今はおいくつなんですか?タイはどちらのご出身でしょうか??
今は33歳です。チョンブリ県のシラチャ出身です。
Q.日本に来られたのはいつですか?それはどんなきっかけだったのですか?
初めて来日したのは僕が24歳の時です。2002年3月18日に読売新聞の奨学生として来ました。新聞配達の仕事をやりながら、日本語学校に通える制度で、住む場所も給料もくれて、今でも感謝です。
仕事の内容は朝の2時半に起きて、300軒の朝刊を配る。お昼は日本語学校に通って、また午後の3時に夕刊を配る。これを2年間続けました。
Q.日本語が大変お上手ですが、どうやって勉強されたのでしょうか?
最初の頃は、日本の歌で日本語を勉強しました。ちゃんと歌詞をプリントして漢字の上にフリガナを書いてました。 その後、日本の文化を知るために何本もドラマを見て、教科書に載ってない日常会話や普段の日本人の生活を勉強しました。
Q.日本で一番好きな場所はどこですか?
富士急ハイランド!!やっぱりタイ人の皆にも、あのフジヤマジェットコースターを体験して欲しいです。
Q.日本のTVで大活躍されていられますが、そのきかっけは何だったのですか?
僕がテレビの仕事を始めたのは2003年のTBSドラマ『GOOD LUCK!!』です。 物語の途中で飛行機がタイに降りるシーンがあって、そこで、タイ人のエキストラとして初めてTVの出演でした。
Q.芸能活動をしていて楽しいことは何でしょうか?
やっぱり一番楽しいのは、テレビを通して、タイの文化を日本人に広められる事です。 日本人がタイの文化のことを聞いて、ビックリしたり笑ったりとかして、少しでもタイに興味を持つようになってくれるのが嬉しいですね。
Q.逆に芸能活動をしていてどんなことが大変ですか?
大変なのは、自分の日本語の能力がまだまだ低いことです。 例えば、収録の時にたまに自分が伝えたい事が伝わなかったりするので、その逃したチャンスは、タイ人の代表として悔しいです。
Q.タレントとしてどんな目標がありますか?
将来も、タイ人のタレントとして日本とタイの架け橋の存在としていたいです。 『タイの事なら、ブンちゃん!』って感じですかね?
Q.タレント以外のお仕事もされているんでしょうか?
タレント業が主ですが、タイ語の翻訳や通訳の仕事とかも受付しています。僕のホームページはhttp://www.bunshiri.comです。よろしぅ♪
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本日は貴重なお時間ありがとうございました!
*ブンシリさんの放送業界歴はこちら 「僕は2002年に日本に来て、2003年から芸能活動を始めましたが、2008年3月から2010年4月までイギリスとオーストラリアに留学していたため、芸能活動をやっていませんでした。 なので、芸暦は2パートに分かれています。」 (ブンシリさん) [PART1 (2003~2008年)] [PART2 (2010年4月~現在)] |
(2012年2月12日掲載)
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