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2011年6月11日土曜日にバンコク・シーロム通りのウッドボールさんで、ワシのトークライブ第二弾をやらせて貰った。
一回目が4人だけだったので、今回は倍の8人を目指した。
ところが、予定時刻の午後7時を過ぎても来てくれたのはお一人・・・。やっぱり、『ジャズと映画と小説と旅』なんってオタクなテーマがいけなかったのかと後悔。
唯一のお客さまに慰めて頂きながら、とりあえず考えてきたネタでトークを始めた。
でも、神様っているのね!少しづつ他の方も見えられて、最終的に7人!8人は無理だったが…。
トークの内容は、ワシの選んだジャズの曲をかけ、それに合わせたお題を話していくというスタイル。
例えば、ローランド・カークの曲(この時はモントルー・ジャズ・フェスティバルのライブ版を選んだ)。
この人、テナーサックスやら管楽器を一度に幾つも咥えて吹き、尚且つ、鼻息でホイスッルを鳴らすという何というか凄い演奏の仕方をするのだ。だもんで、日本ではむかしグロテスクジャズなんて言われてた。
でも、そういった外見的なものを忘れて、真剣に聞くと、これが超良い。
ジャズと同じブラックルーツのゴスペルの要素を入れたり、めろめろな美しいバラードを作ったり。
で、そこから話はワシのゲテモノ食い体験に。
ベトナムではGダイアリーの取材でネズミ、蛇、犬を食べた。
あと、アメリカでゴキブリを食べたことがある。丸ごと昆虫食レシピの本を出した生物学の先生がいて、彼にインタビューしたとき、「じゃあ、せっかくだから」とご馳走して貰ったのだ。
ゴキブリは動物園で飼っている動物用に無菌で栽培されたもの。ケイジャン風とかで炒って辛目の味付けにしてあった。居酒屋の小海老揚げみたいでわるくなかった。
もちろん、旅の話もした。
ビル・エバンスのピアノをバックにトニー・ベネットが歌う『酒とバラの日々』。
もともと同題の映画に使用された曲。アル中の夫婦についての物語で、監督はピンクパンサー・シリーズでお馴染みのブレーク・エドワーズ。
映画に合わせて、エジプトのスイーワ砂漠で酒を一切売っていなくて飲めなかった時の話をした。
こんな感じで完全にワシの趣味話であった。
お見えになって頂いた皆様ありがとうございます!そして、いつもお世話になっているウッドボールのマスターとっぴーさん感謝感謝です!
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【2011年6月16日掲載】
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