バンコク都に対する渡航情報(危険情報)の引き下げ
(2010年6月3日現在)
1.日本政府は、現在のタイの治安情勢が回復に向かいつつあることを踏まえて、バンコク都の「危険情報」を現在の『渡航の是非を検討して下さい』から1レベル引き下げ『十分注意して下さい』に変更することとしました。詳細につきましては外務省ホームページをご確認下さい。(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=007#danger)
また、バンコク都及び23県に対し発令された非常事態宣言が、未だ解除されない現状を踏まえ、非常事態宣言対象23県については、『十分注意して下さい』の「危険情報」を継続することとしました。
【「危険情報(十分注意して下さい)」の対象となっている県】
ノンタブリー県、サムットプラカーン県、パトゥムタニー県ナコンパトム県、アユタヤ県、チョンブリー県、チェンマイ県、
チェンライ県、ランパーン県、ナコンサワン県、ナーン県、コンケン県、ウドンタニ県、チャイヤプーム県、
ナコンラチャシーマー県、シーサケート県(プレアビヒア寺院周辺を除く)、ウボンラーチャータニー県、
マーハーサーラカーム県、サコンナコーン県、ローイエット県、ノーンブアランプー県、ムクダハン県、ガラシン県
2.バンコク都及び非常事態対象23県の治安情勢については、UDDデモが行われる前とほぼ変わらない状況となっておりますが、当該対象地域に渡航される場合には、報道等から最新情報を入手し、不測の事態に巻き込まれないよう引き続き十分な注意を払って下さい。
3.なお、タイには今回の反独裁民主戦線(UDD)デモの際に非常事態宣言が発令されたバンコク都及び23県以外に以下のとおり危険情報が発出されておりますので、ご注意下さい。
●ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部
(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
:『渡航の延期をお勧めします』
●ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
:『渡航の是非を検討して下さい』
●シーサケート県のカンボジアとの国境付近のプレアビヒア寺院周辺地域
:『渡航の是非を検討して下さい』
【ご参考】
「危険情報」の種類は以下のとおりです。
●『十分注意して下さい』
:その国・地域への渡航、滞在に当たって特別な注意が必要であることを示し、危険を避けて頂くようおすすめするものです。
●『渡航の是非を検討して下さい』
:その国・地域への渡航に関し、渡航の是非を含めた検討を真剣に行っていただき、渡航される場合には、十分な安全措置を講じることをすすめるものです。
●『渡航の延期をお勧めします』
:その国・地域への渡航は、どのような目的であれ延期されるようおすすめするものです。
●『退避を勧告します。渡航は延期して下さい』
:その国・地域に滞在している全ての日本人の方々に対して、滞在地から、安全な国・地域への退避(日本への帰国も含む)を勧告するものです。この状況では、当然のことながら新たな渡航は延期することが望まれます。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511