反独裁民主戦線(UDD)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起
(2010年5月14日22:00現在)
1.14日(金)夜、タイ政府緊急事態回復センターは、今後の方針として、UDDデモ参加者を減らすために,治安部隊が包囲している集会実施地域の警備を強化するとの発表をしました。また、この発表の中で、治安当局はUDDデモ参加者とは一定の距離を取る方針であるが、デモ隊等から攻撃の虞があると認められれば、治安部隊の生命を守るために実弾の発射を含めた防衛策を講じることとなる旨説明をしました。
2.本日の新しい動きとして、治安当局とUDDデモ隊は、サラデーン交差点付近、在タイ日本大使館近くのウィタユ通りとラマ4世通り交差点付近、プラトゥーナーム付近等で衝突を起こしており、多くの死傷者(死亡7名、負傷101名)が出ました。そのため、封鎖地域はもとより、その周辺の緊張は高まっておりますので、封鎖地域付近には近づかないようにし、封鎖地域付近に滞在している在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に巻き込まれないため、厳に外出は控えて下さい。
3.今回の衝突を受け、BTS及び地下鉄(MRT)の運行時間が変更される可能性がありますので、詳細についてはウエブサイト(BTS:http://www.bts.co.th/ 、地下鉄(MRT)http://www.bangkokmetro.co.th/ )を参照してください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511