反独裁民主戦線(ＵＤＤ)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起
（2010年5月9日17:00現在）
1. 7日午後10時45分頃、ソイ・サラデーン近くのクルンタイ銀行（別添地図参照）で警戒中の警察官に対する銃撃事件が発生しました。また、8日午前1時30分頃、ルンピニー公園南側のラーマ4世通り沿いの警察検問所付近（別添地図参照PDF）で爆弾事件が発生しています。この爆弾・銃撃事件の結果、死者2名を含む負傷者20名程度が出る事態となりました。その後、現場周辺では治安当局による警戒強化が行われていますが、今後も再び不測の事態が発生する可能性は排除できません。ついては、これらの地区には近づかないようにして下さい。
2. 7日、治安当局は、UDDが集会により占拠している地域への武器の持込みを規制するべく、バンコク都内の3箇所
(1)ラーマ4世通り高速道路出入り口付近（別添地図参照PDF）
(2)ウィパワディーランシット通り（ドンムアン空港付近）
(3)アンリー・デュナン通り（別添地図参照PDF）
において、恒常的検問を開始するなど警戒警備を強めています。なお、上記爆弾・銃撃事件を受けて、検問箇所を増やし警戒を強化する模様です。よって、検問箇所付近では渋滞も予想されますので、迂回措置を含めた注意が必要です。
3. 3日（月）、アピシット首相が一斉放送を通じて国民和解に向けた5項目提案と「11月14日の総選挙実施」を公表しました。これを受けてUDD幹部は、、アピシット首相の提案を容認する姿勢を示していますが、更なる条件（具体的な国会解散日を決める等）を求める声明を発表していますので、依然として緊張状態が続いていることに変わりはありません。
4. UDDが集会により占拠している地域（ラチャプラソン交差点～サラデーン交差点を中心とする地域（別添地図参照PDF）及びバリケード付近にはできるだけ近づかないようにして下さい。これら地域の近くに滞在する在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に備え、厳に不要不急の外出は控えて下さい。また、各種集会が行われている地域には近づかないようにして下さい。
5. なお、4月23日バンコク都に対して外務省の危険情報を「渡航の是非を検討してください」に引き上げられましたので、詳細につきましては外務省ホームページをご確認下さい。
【ご参考】
【日本語メディア】
インターネット
・バンコク週報 http://www.bangkokshuho.com/
・ダコ・ニュースクリップ http://www.newsclip.be/
ラジオ
・Ｊチャンネル２４： ＦＭ９３．７５（インターネット http://www.sakurakiss.net/ ）【英語メディア】
インターネット
・バンコクポスト紙 http://www.bangkokpost.com/
・ネーション紙 http://www.nationmultimedia.com/home/
・ＭＣＯＴ http://www.mcot.net/EnglishNews
ラジオ
・Ｗａｖｅ ＦＭ８８ ＦＭ８８
・９５．５ＶｉｒｇｉｎＨｉｔｚ ＦＭ９５．５
（問い合わせ先）
○在タイ日本国大使館領事部
電話：（66-2）207-8502、696-3002（邦人援護）
FAX ：（66-2）207-8511
