反独裁民主戦線(UDD)等による集会実施に関する注意喚起
(2010年2月26日現在)
1.タイ関係当局等によると、UDDはアピシット政権の退陣・国会解散等を求め、3月12日(金)から地方各地で集会を行い、その後、バンコク都に集結し、14日(日)から王宮前広場(サナーム・ルアン)及び首相府付近において、大規模集会を行う旨発表しました。集会の規模については10万人を越え、デモの開催期間は長期間に及ぶとの見方もあり、その際にはデモ行進等が行われる可能性があることから、今後十分な注意を払う必要があります。
また、タクシン元首相の資産没収をめぐる最高裁判決後は、UDD離脱派等のタクシン元首相の支持者が、上記集会とは別に各地で集会を行う可能性があります。
2.集会開催地周辺では急遽の交通規制や立入規制等が予想されると共に、交通渋滞等が予想される他、展開如何によっては不測の事態が発生する可能性も排除できません。現状においてバンコク都内は平穏ですが、念のため引き続き国内の治安情勢に関して注意を払い続ける必要があります。
3.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、今後とも集会・デモ等が開催されている付近には近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511