反独裁民主戦線(UDD)等による集会実施に関する注意喚起
(2009年9月17日現在)
1.タイ関係当局等によると、19日(土)午後1時から20日(日)午前6時までの間、UDD等の親タクシン派集団は2006年9月のクーデター3周年を機とし、バンコク都内ドゥシット地区のラーマ5世記念像前において、国会解散等を求め大規模集会を行う予定です。集会の規模については3~4万人程度と見られております。
また、集会参加者は集会後、プレム枢密院議長宅前(シ・アユタヤ通り最西端付近所在)に向けてデモ行進・座り込み等を行う模様です。
2.タイ政府は、今回の集会に際し、9月18日(金)から22日(火)までの5日間、バンコク都ドゥシット区に国内治安維持法を発動することを15日の閣議で決定しました。今回の国内治安維持法の発動により同区での「一部交通手段の制限」、「一部公官庁の閉鎖」、「検問所の設置」、「武器所持禁止」等が規制されることとなっています。
当該場所周辺では交通規制や立入規制等が予想されると共に、交通渋滞等が予想される他、展開如何によっては不測の事態が発生する可能性も排除できません。現状においてバンコク都内は平穏ですが、念のため国内の治安情勢に関して注意を払い続ける必要があります。
3.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、今後とも集会・デモ等が開催されている付近には近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511
○在チェンマイ日本国総領事館
住所:Suite 104-107, Airport Business Park, 90 Mahidol Road,
T. Haiya, A. Muang, Chiang Mai, 50100 Thailand
電話: (66-53) 203367
FAX : (66-53) 203373