パタヤを含むチョンブリー県内における非常事態宣言発令に伴う注意喚起
(2009年4月11日)
1.UDD等親タクシン派集団等によるバンコク等における反政府デモは現在も継続中ですが、11日、ASEAN首脳関連会議会場であるパタヤ所在のロイヤルクリフビーチホテルにこれらのデモ隊が乱入し、一時占拠を行いました。これを受け同会議は中止され、同日午後1時45分に、アピシット首相は、パタヤを含むチョンブリー県内に限定して「非常事態宣言」を発令しました。
関連勅令の規定によれば、同地域にて「5人以上の集会の禁止」「報道の検閲」「交通の規制」、「指定場所への立入禁止」等が行われることとなっています。
2.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、首相府等の政府機関、その他集会・デモ等には絶対に近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう引き続き十分注意してください。
また、無用の誤解や混乱を避けるため、政治的な言動は慎んでください。
加えて、政治的主張の違いに基づき、それぞれの集団は独自のシンボルカラーとして赤色(親タクシン派)、黄色(現政権支持派)、紺色(反親タクシン派)のシャツ等を着ておりますので、付近地域に外出の際は混乱・誤解を避けるため、同色以外の服装の着用をお勧めいたします。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8501、696-3001(証明)
(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511
○在チェンマイ日本国総領事館
住所:Suite 104-107, Airport Business Park, 90 Mahidol Road,
T. Haiya, A. Muang, Chiang Mai, 50100 Thailand
電話: (66-53) 203367
FAX : (66-53) 203373