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タイ警察中央捜査局(CIB)は2024年12月20日、傘下の消費者保護関連犯罪抑制局が、タイ中部ラチャブリ県ムアン郡にある美容サロンに対し、違法歯科矯正サービスを提供していたとして摘発を実施したと発表しました。容疑者は無許可で医療施設を運営し、消費者保護委員会の命令に違反して販売禁止商品であるファッション用歯科矯正器具を使用していました。現場で押収された物品は20点に上り、総額は約1,945バーツに相当します。
警察は、消費者からの通報を受け、捜査を開始しました。通報によると、ファッション用歯科矯正器具を違法に販売し、SNSを通じて広告を行い、一般市民にサービスを提供しているとの情報がありました。警察は覆面捜査員を派遣し、LINEを通じてサービスを申し込み、実態を確認しました。価格は800–1,000バーツで、捜査員は100バーツのデポジットを支払い、指定された場所でのサービスを約束しました。
摘発当日、覆面捜査員が現場で顧客を装って接触。現場では違法な歯科矯正器具を用いたサービスが提供されており、警察が突入して容疑者を取り押さえました。容疑者は容疑を認め、押収された器具は自分のものであり、SNSを通じて販売およびサービスを提供していたことを供述しました。また、現場を無許可で医療施設として使用していたことも判明しました。
警察は、容疑者と押収品をラチャブリ警察署に移送し、法的手続きを進めています。
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