僕の旅行の楽しみのひとつは食事だ。
特に出発前の空港での食事は楽しい。
フードコート、カフェテリア形式で、色々な食べ物が一度に集まっているあの雰囲気がいい。
ローマ空港で食べたピザは美味しかった。
さすがイタリアといった感じ。
コクのあるトマトソースにチーズがかかっていた。シンプルなウマさ。
空港でこれだけ美味しいのだから、街中には更にウマいピザがあるに違いない、なんて思ったりした。
マイアミでは、ラテン系の、”Rice & Beans” (ご飯と黒豆)。
スパイスのきいたブラックビーンズ。
バンコク空港ではヌードルを食べた。これは安くてうまかった。
香港では朝6時にもかかわらず、飲茶の店が何件もオープンしていた。
朝粥、シューマイ、ラーメン等々よりどりみどり。値段も手頃で美味しかった。
関空では寿司を食べたことがある。出発前カウンターに座り2、3品つまんだら、とても贅沢な気分で飛行機に乗り込めた。
つい先日、友人をサンフランシスコ空港まで見送りに行った際、空港内のカフェテリアにある日本食店で寿司を食べた。
お寿司といってもお新香巻きだったのだが、これがなかなかだった。
シャリがほのかに暖かい優しい味。
日本の味に近かった。
空港は海外のお客様を迎える、一番最初のゲート。
優雅な外観や、施設の便利さも大切だが、その国の食文化を反映した手頃な食べ物がもっとたくさん食べれるようになることを願っている。
【2008年9月2日】