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こんにちは、カオサン通りにございます旅行代理店「SawasdeeAngkorTour」の日本人セクションを担当させて頂いております丸山です。
カオサン通りを訪れる旅行者ですが、もちろん昔からカオサンに通うベテラン・バックパッカーの方もいますが、やはり学生さんや20代の若いバックパッカーが圧倒的に多いです。
私が今年43歳ですので、ほぼ自分の子供と言ってもおかしくないような年齢のお客様に多くご来店頂いておりますので当然と言えば当然ですがノリや考え方が若くて、会話について行けないことも(笑)! お客様とは言え、時には「オイオイそれはどうなんだ?」・・と思うような言動もあったりするのが正直なところですが、自分の若い時のあんな事やこんな事を思い返したら・・・あまり偉そうなことは言えないので、グッと堪えます(笑)。
・・で、今回ご紹介させて頂く坂本さんは、年齢はまだ23歳とNOWなヤングなのですが、実はタイには高校生の時からひとり旅で何度も訪れているというベテランのバックパッカー!見た目はもちろん若いのですが、落ち着いた佇まいと、何かを悟りきった旅行スタイルは「お前、本当に20代なのか?」・・と思わずツッコミを入れずにはいられません(笑)。
まずは旅行の荷物、シンプルすぎるにも程があります(笑)。
旅行中のファッションにもこだわる坂本さん。
最近の学生バックパッカーには「象さん柄のパンツ」が何故か大人気で、タイに滞在中は普段着でも地方へバスや鉄道で移動中も、そして観光中も、さらには日本に帰国する飛行機に乗る時も、とにかく「象さん柄パンツ」を履いている方が多く、正直 在住日本人の方からは「ダサい」と不評ですが(パジャマなら着心地が良さそうですけどね)・・僕もバックパッカー時代は汚いヨレヨレのTシャツと短パンでどこへでも行ってましたので、これまた人のこと言えませんねえ(笑)。・・(バックパッカー中にタイ人の結婚式に招待された時もヨレヨレのTシャツだったなあ~・・今考えると恥ずかしい~!)
ところがどっこい、ナウでヤングな坂本さんは旅行中もTPOに合わせてフォーマルとカジュアルを巧みに使い分けます。
虎と記念撮影をする時も、バッチリ決める坂本さん。う~んトレンディー・・
今回は、そんなバックパッカーのニュージェネレーション、坂本さんをご紹介いたします。
【坂本允之・さかもと よしゆき】
■旅行者仲間から呼ばれているニックネーム:ヨシ
■出身:生まれは大阪、育ちは埼玉
■年齢:22歳
■職業:学生
■タイに初めて来たのはいつですか?:高校3年生
■今まで何回タイに来ましたか?:12~13回?
■どのくらいの頻度でタイに来ますか?:多い時は3ヶ月に一回、今は年に一回タイに行きます
■タイに来始めたきっかけを教えて下さい:カオサン通りに行けば旅が始まると思った。
■今もタイに来る理由は何ですか?:現地の知り合いや 宿の家族に会いたい。理由は自分でもわからないけど雰囲気が好き ■定宿:NewC.Hゲストハウス
■タイで好きな場所、お勧めの場所はどこですか?:Buddy hotel khao san road屋上のプール/Sukhumvit
■タイ旅行お勧め時期はいつですか?:一年中!
■タイ旅行の際の必需品は何ですか?:楽しむ心と現地の人への尊敬
■今後(帰国後)の予定 :アメリカから来年6月に帰国予定、帰国後は日本で就職予定
■タイ語・英語は話せますか?:タイ語・ 全くできません。英語・ 日常会話程度
■タイ以外によく行く国はありますか?:アメリカに住んでます。
■タイ以外で行ったことがある国を教えて下さい:カンボジア ラオス シンガポール 韓国 台湾 ロシア トルコ イタリア フランス ポルトガル ケニア など
■これからバックパッカーを始めようとしている人に一言メッセージを!:
とりあえず旅を始めてみれば何かに出会う!出会った人と土地には尊敬を持って接す流事が大切!
私は仕事柄、とても多くのバックパッカーの方とお話しさせて頂く機会があり、滞在日程やご予算・滞在の目的などにより色々な旅のスタイルのバックパッカーを見てきましたが、彼ほどの若さで、ここまでシンプルかつファッショナブル、なおかつ内容の濃い旅行をしているバックパッカーは記憶にありません。 僕がバックパッカーとしてタイに初めて来たのが、17年前・・それ以前は日本一周の旅なども経験してますので、一応、僕も旅行者としてはベテランとしてスタイルを確立しているつもりでしたが、まさか20歳も歳の離れた自分の子供と言ってもおかしくないような若者から新しい旅のスタイルを学ぶことになるとは思いもよりませんでした(笑)。
そして、彼の魅力はもう一つ 。屈託のない笑顔と物腰の柔らかさ、そして、自己紹介にも書いてあった「タイ人に対する尊敬」の念が伝わるのか、タイ人でも彼のファンが多く、とあるローカル飲み屋街に久しぶりに顔を出したら、行く先々の店でタダ酒をご馳走してもらえたと言うエピソードも(笑)。
「若者の旅離れ」・・という事が言われているようですが、従来の古い考えに捕らわれない、新しい感性で旅行をする坂本さんのようなバックパッカーが増えて、以前(猿岩石の時代)のような、どちらかと言えば「泥臭い」旅行スタイルのブームとはまた違う、シンプルでスタイリッシュな新しい形の「バックパッカーブーム」というものが起きることを、僕は密かに期待しています。
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