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こんにちは、カオサン通りにございます旅行代理店「SawasdeAngkorTour」の日本人セクションを担当させて頂いております丸山です。
言わずと知れた安宿街・世界中からバックパッカーが集まるここカオサン通りですが、基本的に生活するのに不自由する事はありません。
リーズナブルな安宿から、バックパッカーには少しリッチなホテルなどの宿泊施設はもちろんのこと、食事関係は安くて美味しい屋台から食堂・レストラン・オシャレなカフェなど、夜はクラブで踊ったりBARなどで楽しめますし、生活必需品はスーパーマーケット・コンビニ・薬局などで変えます。衣服屋・古本屋・マッサージ屋も充実、体が鈍ったら王宮広場でタイ人に混じってランニングしたり、夕方6時からは川沿いの公園でやっているエアロビクス集会に無料で参加でき、さらに有料ではありますがムエタイジムで体験入門も出来ます。警察署やクリニックもありますので、ちょっとしたトラブルにも対応出来ますね。
バックパッカー用語でいうところの「沈没地」としても名を馳せるカオサン通り、旅行者によっては何週間もカオサンエリアから出てない・・・なんて人もいるくらいです。
そんな便利なカオサン通りですが、不便なことももちろんあります。
その最たるものが・・「バンコク中心部まで遠い!」
カオサンからサイアムやスクンビット通り沿いなどのいわゆるバンコク中心部まで、路線バスももちろんありますが、道路が空いてても30分、バンコク名物の大渋滞に引っかかれば最悪1時間かそれ以上掛かることも。そもそも、路線バスには時刻表が無いので、目的地に行くバスがいつやってくるかも判らない!僕なんか、2時間も待ったことあります。
かと言って、タクシーは高いし、トゥクトゥクは値段交渉が面倒臭いし、そもそも渋滞してたら時間はバスと一緒。
そんな理由もあって、カオサンに沈没してしまう人も多いのでは無いでしょうか?
そこで、旅行者はもちろんバンコク在住の方にもお勧めしたいのが本日ご紹介させて頂く「運河ボート」
「運河ボート」って言うと、なんだかヴェニスの運河とかを連想して、なんとなく優雅な言葉の響きですが、バンコクの運河は何てことはない、、、ただのドブ川でございます。
生活用水が容赦無くドボドボ流されているし、ボートの排気口?からドス黒い液体がドボドボ吐き出されているし、、、
しかも運河の幅がそれほど広くはなく、上下線のボートがスレ違おうものなら、スプラッシュマウンテンばりの水しぶきが容赦無く客席にブッ掛ってくるという、恐怖のスーパーアトラクション付きなのです。
すれ違う瞬間は、全乗客が緊張する一瞬・・・
僕自身は軽いしぶきの被害くらいで、まだ大量の水がブッ掛かった被害には遭っていませんが、5日にいっぺんくらいは思いっきりドブ水を頭から浴びる人を見かけます。
一応、水しぶき避けのビニールシートが装備されており、つり革を引っ張るとビニールシートが上がって防御される、、、かと思いきや、そのシートを飛び越えてドブ水が襲来する時もあるので、全く油断はできません。
おばあちゃんも、がっちりガード
しかも、満員の運河ボートの場合は逃げ場が無いので、ひとたび水が自分に向けて襲来して来た場合は、甘んじて受け入れるしかないという、何ともスリル満点な乗り物なのです。
日本の満員電車だったら、痴漢の冤罪にならないよう、男性は注意が必要ですが、ここバンコクではドブ水の襲来に神経を注がなくてはなりません。
朝からあんなドブ水を頭から浴びせられた日にゃ、マジで1日立ち直れないでしょう、、、
しかもスゲえ臭いので、しばらくの間は職場の人に「ドブ野郎」とかアダ名を付けられそうで、マジ怖いっス。。
そんな(どんな?)運河ボートですが、悪い事ばかりではございません。 あんな臭くてドブ水がブッかかるリスクがある運河ボートが、何故毎日多くの客を乗せているのか?
答えは簡単。
安い、そして渋滞知らずで時間が読める。
弊社でも「バンコク中心部まで行ってみたい」というお客様に運河ボートご案内させて頂いておりますが、実際に運河ボートをご利用頂いたお客様の感想は「臭いのを我慢すれば、早いし安くて便利!」といったものから「運河沿いの庶民の生活が垣間見えて、ディズニーランドのカリブの海賊に乗ってるみたい!」「臭い運河沿いの食堂でメシ食ってるタイ人が信じられない!」「体長1メートルくらいの大トカゲが泳いでいたのを目撃した!」、、、と様々ですが、概ね喜んでいただけているようです。
朝夕のラッシュ時間を避ければ、そんなにギュウギュウ詰めになる事はないかと思いますので、是非一度ご利用してみてはいかがでしょうか!
カオサン通りから「タイの渋谷・原宿」と呼ばれているサイアムエリアや、高級デパート街、また服の卸売市場、最近ではタイ風チキンライス「カオマンガイ」の美味しいお店が多い事で知られるプラトゥーナムエリアなどに行くのに、バスやタクシーなどよりも早く、安く行けます。
地下鉄駅やBTS駅に近い船着場もありますので、乗換えてチャトゥチャック(ウィークエンド)マーケットなどに行くにも便利ですね。
また、逆方向からカオサン通りに来る際にも、もちろん便利です。
弊社ではカオサン通りから、最寄りの運河ボート乗り場までの地図を無料でお配りしていますので、ご希望の方は是非ともお声掛け下さいませ!
但し、万が一ドブ水がブッ掛かっても弊社では責任を負いかねますので、予めご了承をお願い致します(笑)
1.サワディーアンコールツアーオフィスがあるNewCHゲストハウスを出て
2.左方向に向かいます
3.マクドナルドの社員通用口だか納品口に突き当たりますので、道なり右方向に曲がります
4.大通りに出て、民主記念塔が見えます。大通りを左折
5.ロータリー沿いを歩いて行き
6.ロータリーが終了したところの横断歩道で大通りの向こう側へ渡ります
7.横断歩道を渡りきったら左折して、真っ直ぐに進んでいくと、右手にアートセンターやトゥルーカフェが見えます。さらに直進。
8.白い砦が見えてきたら。ゴールはもうすぐ!
9.砦を過ぎ、この橋を渡ったら右折
10.右折するとセブンイレブンが見えます。
11.セブンイレブン横に、船着場に通じる階段が
階段を下に下ると、無事にカオサンの船着場「パンファー・リーラート」に到着!
弊社オフィスからは徒歩約10分。
ボートの料金はサイアム近くの船着場まで行ったとして、なんと8バーツ!10分程で到着してしまいます。
終点まで行ったとしても18バーツ。カオサンの船着場からは約40分程で終点に到着します。終点まで行くと英語が殆ど通じないローカルゾーンに突入しますので、観光客ズレしたカオサン周辺のタイ人にウンザリしちゃった人などは、ローカルな雰囲気を味わいに終点まで行ってみるのも面白いかも知れません。
エアポートリンクの「ラムカムヘン駅」の近くにも船着場がありますので、旅行費用を少しでも抑えたいバックパッカーの方などにもお勧めですね!
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