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”国が変われば、文化が、事件が、警察が違う”をコンセプトに、世界の警察を紹介するスペシャル番組『激録・世界の警察密着24時!』。2014年10月5日の放送ではタイの驚きの警察事情が紹介されました。
世界一渋滞の酷いタイ・バンコク。タイ交通警察本部トップのジラサン ゲオセーンエーク警察少将によると、世界の街は全体の15%が道路なのに対して、バンコクでは道路が占める割合が6%から8%しかなく、それが渋滞の原因となっているそうです。そんなバンコクでは渋滞による事件だけを扱う特別チーム「ロイヤル プロジェクト」がプミポン国王陛下の命例で発足し大活躍。そこで番組では「ロイヤルプロジェクト」のエースであるマナ ジョコックスン巡査を密着です。
マナ巡査の勤務時間は5時30分から午後8時まで。その仕事とは、渋滞のなか救急車を誘導したり、救急車が到着するまでの間に救急救命措置を行ったりなどで、交通違反などの取り締まりは行いません。「ロイヤルプロジェクト」の仕事は悪人を捕まえることでなく、渋滞から人の命を守ること。なんと「ロイヤルプロジェクト」には交通違反の切符を切る権限もないのだとか。
そして、驚いたことに「ロイヤルプロジェクト」では赤ちゃんの出産を取り上げる訓練を受けているそうで、渋滞の中で立ち往生した車内で出産の手助けをすることもしばしば。マナ巡査はこれまでに56人もの赤ちゃんを取り上げ、その功績を評価されシリキット王妃殿下より勲章も授かったのだそうです。
激録・世界の警察密着24時!(テレビ東京)
10月5日(日)夜8時54分
沢村一樹、 植田萌子(テレビ東京アナウンサー)、峰竜太、アンガールズ、平愛梨、ホラン千秋、よこくめ勝仁(弁護士)
http://www.tv-tokyo.co.jp/official/gekiroku-sekai/
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