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タイのことわざ「ハゲ頭にクシ」ってどういう意味?【TVウォッチング】

2014年6月30日 配信

「世界の子ども達に日本を伝えたい!」
日本大好き芸能人を先生に任命して、世界の子供たちに日本についての特別授業を行べく派遣するというスペシャル番組がTBSテレビ『出没!ジャパンですよ。』。2014年6月29日の放送では俳優の金子貴俊さんがタイ・バンコクの小学校へ先生として派遣されました。



タイの小学生たちに日本についての楽しい授業を行なった金子さんが、スタジオにタイの問題を持ち帰ってきました。それはタイの小学校5年生の国語の教科書から「絵を見てことわざの意味を考えなさい」というもの。

タイのことわざ

この絵は「ヤシの実の中のカエル」ということわざを表すもので、タイ語で「ゴップナイカラークロープ(กบในกะลาครอบ)」。 これは「狭い世界に閉じこもって広い世界を知らない人」の例えだそうで、日本で言う「井の中の蛙」ということだそうです。

タイのことわざ

次は「ハゲ頭にクシ」ということわざ。タイ語では「フアラーンダイウィー(หัวล้านได้หวี)」。これは「価値の分からない人に、いくら良い物を与えても無駄」と例えだそうで、日本で言う「猫に小判」だとか「豚に真珠」という意味ですね。

タイのことわざ

これは「口が洪水」ということわざ。タイ語では「ナムトゥアムパーク(น้ำท่วมปาก)」。この意味は「不用意に何でもしゃべると、自分が痛い目を見る」という教えで、日本で言う「口は災いの元」ですね。

タイのことわざ

番組内で意味の紹介はされなかったこちらが「二つの手で魚を掴む」ということわざ。タイ語では「ジャッププラーソーンムー(จับปลาสองมือ)」。これは「二つの手で二匹の魚を獲ろうとしても、一匹も捕まえられない」ということわざで、日本で言うと「二兎を追う者は一兎をも得ず」ですね。上のイラストでは大成功をしているようですが、そんなに上手くは行きませんからね(笑)

日本のことわざと、タイのことわざ。例え方は違っても、教えの中身はそっくりなんですね。

 

出没!ジャパンですよ。(TBSテレビ)
2014年6月29日(日)よる9:00から
堺正章 ヒロミ 金子貴俊
http://www.tbs.co.jp/program/mbs_japan_desuyo.html 

 

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