バンコク女子プロレス『我闘雲舞(Gatoh Move)』
バンコク女子プロレスの正式名称が『我闘雲舞(Gatoh Move、ガトームーブ)』と決定しました!
「我闘雲舞は、私たちは雲よりも高く舞いたい、という意味です。また、ガトーがフランス語のお菓子という意味で、女の子を表現しています。moveが英語で行動するということで、行動せよ乙女たち!というような意味を重ね合わせた名前です。バンコクからアジア全体に、この夢を広げていきたいですね」(さくらえみ選手)
米山香織選手のタイ生活がスタート
さくらえみ選手がJWPに入団するか?それとも米山香織選手が来タイしてバンコク女子プロレスの旗揚げのサポートをするか?を賭けて日本で2012年4月22日に行われた『JWP入団・コントラ・タイ行きマッチ』(※さくらえみJWP入団か?米山香織タイ行きか?2人の未来を賭けたマッチ迫る! & いよいよ始動バンコク女子プロレス!)は、さくら選手が勝利。約束通り、米山選手は2012年5月7日にタイ入りしました。
「タイは食べ物が美味しいですね!鳥料理のカオマンガイ、チャーハンのカオパットなど何でも口に合います。まだ来て10日くらいですが、過しやすく、私には合っていますね。タイらしいマイペンライ(気にしない、気にしない)な洗礼も早速受けました。さくら選手と共同でデパートで洗濯機を買って、翌日の午前10時に届けてにくるというからずっと待ってたんです。そうしたら午後2時になって電話があり、『明日になる』って(笑)」(米山選手)
『我闘雲舞』MBKセンター前で試合を披露
両選手は『我闘雲舞』のPRの一環として、2012年5月16日夕方、バンコク中心部のショッピングセンターMBK(マーブンクロン)前で開催されたMBKファイトに参加。約400人の聴衆の前で試合を披露しました。
毎週水曜に行われているMBKファイトは、タイの国技であるムエタイをアピールする無料のイベント。バンコク女子プロレスのスタッフは、このイベントの主催者側と粘り強く交渉、先日の試合にこぎつけました。
聴衆の反応は上々で、技が繰り出される度に歓声や拍手が上がりました。
「リングから降りると、地元の人や観光客に記念撮影をお願いされました。次から次へで50組ぐらいと一緒に撮ったんじゃないでしょうか。また他の試合が続いているのに…と少し気が引けたくらいです」(米山選手)
しかし、課題も残りました。
「試合そのものは楽しめたのですが、『いつゴングが鳴るのか?』『入場のタイミングは?』などあやふやな点が多かったですね。またレフリーがプロレスのルールを十分に理解していなかったので、この方面の育成も必要だと感じました」(さくら選手)
-MBKファイト シングルマッチ-
○さくらえみ(ラ・マヒストラル) 米山香織☓
タイ人練習生のトレーニングがスタート
一方、フェイスブックやチラシを通じて練習生が集まり、バンコク郊外のジムでトレーニングが始まりました。
「現在、男女合わせて10人くらいです。実は女の子は一人だけ。性別を問わずに募集したので、こういった結果になりました。面接して感動したのが、『アメリカのプロレスを子供の頃にTVで見てからずっとやりたかったんです!自分の国に団体ができて、夢に踏み出せることが現実になった』という子が多かったことです」(さくら選手)」(さくら選手)
ただ、残念ながら運動能力は決して高くありません。例えば、前転をさせてみてもちゃんと出来ず、後転に至っては人生で初めての練習生も。格闘技で大切な要素である礼儀や挨拶といった精神面でも教育が必要な状態だそうです。
また、日本から参加を希望する女性も大歓迎!ということです。
『我闘雲舞(Gatoh Move)』の今後、目が離せません!
https://www.facebook.com/bkkgirlsprowrestling
http://youtube.com/user/bkkprowrestling
『JWP入団・コントラ・タイ行きマッチ』の後、5月4日に日本で開催された『第39代JWP認定タッグ王者ならびに第12代デイリースポーツ認定女子タッグ王者選』を2人で力を合わせて勝ちベルトを獲得しました。「プロレスについての知識の乏しいタイの人々にタッグマッチという形は未知のもの。だからこそ、タッグマッチの試合を見せてみたい」と2人は力強く言います。
(2012年5月20日掲載)
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