著者の戸島さんは、1995年より1998年までタイにて犯罪捜査や現場鑑識の指導をし、警視庁を定年退職後の2002年より再びタイに渡り、警察大佐に任命されました。 2011年7月に帰国し、9月には初の著書『タイに渡った鑑識捜査官 妻がくれた第二の人生』を発表しています。
『警視庁似顔絵捜査官001号』のamazon.co.jpでの内容紹介は以下です。
■内容紹介
カメラを持たせたら恐いものなし。御巣鷹山日航事故、オウム真理教の捜査をはじめ幾多の事件事故現場で貴重な写真記録を残した「鑑識の鬼」戸島国雄。その一方で「似顔絵のトンちゃん」として、似顔絵捜査のきっかけを作ったことでも知られ、これまでに千枚近い似顔絵を作成し犯人逮捕につなげた。また生前の面影をとどめない身元不明死体や、横顔しか見えない防犯カメラの映像から描いた似顔絵が難事件を解決に導いた。独力で似顔絵捜査の道を切り開いた「鑑識のプロ」感動のドキュメント!(NHK BSプレミアムにて「ドキュメンタリードラマ・似顔絵捜査官001号」3月11日放映)
■著者について
戸島国雄(とじま・くにお) 1941年1月1日生まれ。1960年自衛隊に入隊。1965年警視庁巡査。1970年警視庁刑事部鑑識課現場写真係。三島由紀夫割腹事件、三菱重工爆破事件、ホテル・ニュージャパン火災、日航123便墜落事故、オウム真理教関連事件などを担当。警視総監賞部長賞等107回受賞。1995年JICA(国際協力機構)の専門官として、タイ内務省警察局科学捜査部に派遣され、犯罪捜査および現場鑑識の指導にあたる。1998年帰国。警視庁似顔絵捜査官が設立され、犯人手配用の似顔絵専門捜査官001号の任命証を警視総監より受理。2001年警視庁を定年退職。2002年3月JICAのシニアボランティアとしてふたたびタイに渡る。警察大佐を拝命。2004年12月、スマトラ島沖地震による大津波発生の直後から被災地に入り、遺体の身元確認に従事。2011年7月帰国。
- 単行本: 303ページ
- 出版社: 並木書房 (2011/9/10)
- ISBN-10: 4890632794
- ISBN-13: 978-4890632794
- 発売日: 2011/9/10
- 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.8 cm