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バックパッカーのドラマ「劇的紀行 深夜特急」で主演の大沢たかおが泊まっていたタイのホテルを教えて下さい。
劇的紀行 深夜特急 ’96‐’98全記録 単行本 – 1997/12
『劇的紀行 深夜特急』は1996年から1998年にかけてスペシャルとして放送されたテレビドラマ。沢木耕太郎さんの小説「深夜特急」が原作で、香港からロンドンまでバックパッカーの旅をする物語です。
香港からタイへ飛び、列車でシンガポールへ向かった主人公が訪れたのは、バンコク、チュンポーン、スラタニ、そしてハジャイ。この中で宿泊のシーンがあったのはバンコクとチュンポーンです。なおホテルやゲストハウスでは撮影だけでなく、実際に大沢たかおさんが宿泊したのだそうですよ。
香港からバンコクに到着して最初に宿泊したのが、今もなお元気に営業中の「スリウォンホテル(Suriwongse Hotel)」。日本人通りと言われるタニヤ通りの隣の通りにあるホテルです。ドラマでは「スリウォンホテル」は売春宿として描かれていて、何度も「女性いかがは?」と誘われたことで、嫌気が差して別のホテルに移動していくのです。20年以上前の話で、もちろん今はそんなことはありませんが、それも時代ですね。
安いホテルが沢山あると聞いて移動した先は、バックパッカーの聖地・カオサン通り。宿泊したのは現在は既になくなった「カオサンプライバシー(Kao Sarn PRIVACY)」というゲストハウスです。当時で一泊の価格がバス・トイレは共同の個室で250バーツ。当時のレートで1,100円ほどでした。
※「カオサンプライバシー」についてはカオサン通りの旅行会社・サワディーアンコールツアーさんらに情報提供していただきました。
続いて訪れたチュンポーンで宿泊したのが、電車で出会ったタイ人学生たちに紹介された「東南亜旅店」というホテル。バス・トイレは共同で一泊395バーツでしたが、実はここも売春宿でした。時代ですね(苦笑)。なお「東南亜旅店」については検索をしても何の情報も出てきません。既になくなってしまっているのでしょうか。
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20年以上前のタイの風景がたっぷりと堪能出来る『劇的紀行 深夜特急』は、DVDが発売されています。
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