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2019年5月26日(日)に98歳で死去した、プレム・ティンスーラーノン元首相について教えてください。
プレム・ティンスーラーノン(เปรม ติณสูลานนท์、Prem Tinsulanonda)氏は2019年5月26日、バンコクのプラモングットクラオ病院にて心不全で亡くなりました。98歳でした。
1920年にタイ南部ソンクラー県で生まれたプレム氏は、1978年の陸軍司令官就任、1979年の国防大臣就任を経て、1980年には首相となりました。1988年に首相を退いた後は、国王の諮問機関である枢密院のメンバーとなり、1998年には議長に就任。亡くなる前の2019年5月4日にはワチラロンコン国王陛下の戴冠式にも出席していました。
プレム氏は、前プミポン国王陛下からの信頼は厚く、長年に渡って政界や軍、警察に対して絶大な影響力を持っていたことは広く知られています。
2016年10月13日の前国王陛下ご崩御後は、ワチラロンコン国王陛下が即位するまでの約2ヶ月間、憲法の規定に従って枢密院議長であったプレム氏が国王の公務を代行する暫定摂政に就いていました。
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