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最近タイで「ルークテープ」という幸せを呼ぶ子供の人形が流行っているそうですが、あれは何なのですか?(2016年2月1日)
ルークテープ。タイ語では「ลูกเทพ」と書きます。直訳すると「子供の天使」という意味です。
昨年初めてバンコクのショッピングセンターでルークテープを抱いて歩いている女性を見かけたのですが、その時は「子供を失くしたお母さんが、人形を自分の子供と思い込んでいるのではないか」と誤解し、ちょっと怖いというか、奇妙な思いをしたのを覚えています。
実はこれは上記のような気の毒なストーリーの人形でなく、ラッキーアイテムなのだそうです。人形を購入してお寺でペイントをしてもらうことで、子供の魂が宿って運が良くなるんだとか。ルークテープは自分の子供のようにあつかい、ご飯を上げたりミルクを飲ませたりもするそうです。
ルークテープは人間として扱うので、持ち主(親?)が飛行機もルークテープの名前で乗せたいという要望に対して、一時タイ・スマイル航空は人形名での予約を許可したのです。しかしタイ航空当局は人形名での予約は不可との通達を出しました。
そもそもこのルークテープ。有名人が占い師から持つように薦められたもので、その結果「運気が上がって成功した」という話をしたことで、一大ブームになったのだそうです。
最近この話題は日本のテレビ番組でも次々に取り上げられているので、もうご存じの方も多いかもしれないですね。
ตุ๊กตาลูกเทพ Childs Angel
https://www.facebook.com/ChildsAngel.th
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