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タイは生活費の安い国でしょうか?
よくタイの物価は日本の物価の3分の一だとか、5分の一だとかと聞きますが、実際にタイでの生活費は安いですか?
ではタイの物価を簡単に見てみましょう。
まずは外での食事の価格。
ローカルで質素なタイ料理食堂なら一食50バーツ(約150円)もあればそれなりにお腹がいっぱいです。もちろん、もっと安いお店もいくらでも存在しますので、確かに日本と比べたら3分の1以下と行っても過言ではありません。
ただし、日本人なら和食が食べたいと思うのは当然なので、そうなると金額も上がります。特に日本から進出してきたお店の多くは、日本と変わらぬ価格設定です。
次に交通費。
バスや電車やタクシーの移動は日本よりも遥かに安いです。
タクシーであればタイでは初乗りで35バーツ(約100円)ですので、日本のタクシーの7分の一です!バンコク中心部からスワンナプーム空港へ向かっても300バーツ(約千円)程度でしょう。
しかし、自分で自動車を所有しようと思うと、これが高い!日本の2倍くらいすると考えて良いかもしれません。それにガソリンだって、安くはありません。(参照 タイのガソリンスタンドの91や95は何のことですか?)
そして住居費。
例えばバンコク市内のコンドミニアム(マンション)で月額家賃3万バーツ(約10万円)も出せば、東京都内では考えられない広さの家具付きの部屋が借りられます。セキュリティもそれなりにしっかりしていますし、プールだってついてます。1万バーツ(約3万円)の物件であっても、東京都内の10万円クラスの部屋を借りることだって夢ではありません。もちろん5千バーツ(1万5千円)で家具、エアコン付きなんていう部屋だっていくらでもありますよ。
住居費は3分の一と言ってしまっても、それほど間違いはなさそうですね。
ということで、タイは確かに物価の安い国ですが、日本食を食べて、自動車に乗って、それなりの物件に住んでということになると、日本と変わらぬ生活費がかかってしまいます。食事はタイ料理、移動は公共交通機関、部屋もエアコンさえ聞いていればよいとなれば、かなりお安く暮らせる国ですね。要は生活スタイル次第でどうにでもなります!
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