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しばしばタイ人に何曜日生まれか聞かれるのですが、まったく分かりません。わたしは何曜日生まれですか?
タイでは生まれた曜日で、シンボルカラーや仏様が決まっていて、誰もが自分の生まれた曜日を把握しています。しかし我々日本人に「何曜日生まれ?」と聞かれても答えられる人は殆どいないですね。国王陛下のシンボルカラーが黄色ですが、それは国王陛下が月曜日生まれで、月曜日のシンボルカラーが黄色なのがその理由です。
自分の誕生日が何曜日かを知りたい場合は、グーグル検索で例えば…
「1999年7月31日は何曜日」と検索すれば、その日は土曜日だったと教えてくれます。
また、日本の外務省のウェブサイトに「タイにおける曜日毎の色と仏像」というページがありましたので、そこにあった曜日と色と仏像についてを転載します。
日曜日:
曜日の色は赤です。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンタワーイネートと呼ばれます。その姿は右手を上にして両手をお腹の上で組み、菩提樹を見つめている立像です。
月曜日:
曜日の色は黄色です。仏像の読み方には諸説あるようですが、一般的なのはプラプッタループ・ハーム・サムトーンです。その姿は、左手を垂直に降ろし右手のひらを胸の高さで外に向けて飢餓と日照りを制止している立像です。
火曜日:
曜日の色は桃色です。仏像はプラプッタループ・パーンサイヤートと呼ばれます。その姿は右手を枕に乗せて腕を耳に当て手のひらを開いて頭を抱え、左手は腰のほうへ伸ばして目を閉じ両足を揃えて横になった寝釈迦像です。
水曜日:
曜日の色は緑色です。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンウムバートと呼ばれます。その姿は(右手を側面に左手を底に添えて)両手でお布施の鉢を前に抱え、足を揃えた立像です。
木曜日:
曜日の色はオレンジ色です。仏像は現地語でプラ・プッタループ・パーンサマーティと呼ばれます。その姿は左手を下にして手のひらを組み、右足を上に胡坐をかいて瞑想している坐像です。
金曜日:
曜日の色は青です。仏像は現地語でプラプッタループ・パーンラムプンと呼ばれます。その姿は右手を上にして両手を胸の上で交差し、仏法と伝道について瞑想する立像です。
土曜日:
曜日の色は紫色です。仏像は現地語でプラプッタループ・パンナークプロットと呼ばれます。その姿は右手のひらを上に体の前で手を重ね、背後にいる7本頭の蛇・ナーガに保護されて瞑想している坐像です。
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